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+Sleep
鶴田です。
ご縁を頂きまして、来月6月9日(日)に久しぶりに登壇するのが「相模原市医療・福祉交流会」様主催の講演会です。
先日、ご依頼を頂いた方とお話することができました。
全体のテーマは「多様性」ということで、いろいろなブースで講演会やイベント等が行われるとのことでした。
福祉や医療の支援者の方や、当事者、ご家族の方がメインでご参加されます。
例えば、重症心身障害のある方、うつ病、発達障害、認知症、LGBTの方・・・他にもいろいろな障害や病気のある方が参加されるのでしょうか。
どんなアプローチで睡眠を話そうかと思案していたのですが、「当事者を支えるご家族が眠れないということが多いようです。」というお話を伺いました。
私も発達障害(重度の自閉症スペクトラム、ADHD、てんかん)の子どもを持つ親なのですが、親がちゃんと眠れないと、ヘビーすぎる育児を心身ともに乗り越えられない!のです。
支援する側、家族も人間だから、それは消耗します。
支える人が元気であることは実は優先すべきなのかもしれません。
ただそれは実情とかけ離れた理想にすぎないかもしれないです。
24時間ケアの必要な方を支えるご家族もいらっしゃいますし。
できるかできないかはわかりませんが、少しの時間でもいいので、支える側の人たちの睡眠をどうしたら確保できるかを考えていかないととも思うわけです。
発達障害のお子さまですが、睡眠の悩みも多いということはよく伺います。
我が家は3歳より家庭内で睡眠を1日の中で重視するようになりました。
ちょうど、てんかんがあることが判明した直後からです。
現在も本気の眠育をしています。
ほぼ全介助(トイレ、お風呂、行動の見守り等)の育児なので、夜にまとまった睡眠をとれるということは、本人だけでなく家族もほっと一息つける時間になるのです。
そうは言っても明け方に発作が起こりやすいため、睡眠中も気は抜けません。
「少し我が家の眠育の取り組みについてお話してみましょうか。」とお伝えしたところ、「そういうお話が聞いてみたいです!」とおっしゃって頂けました。
今まで私自身も親として避けてきた、発達障害の育児と睡眠のお話。
思い返せば、保育園の保育士さん&看護師さん、臨床心理士さん、言語聴覚士さん、小学校の先生方、学童保育やデイサービスの先生方、医療関係や救急隊のみなさん、いろんな方に支えられてなんとかやってきています。
心から感謝しかありません。
ありがとうございます。
そんな頼りない母親ではありますが、我が家の眠育には自信があります。
今回は「多様性」なので受け入れられやすいかと思って、私も勇気を出してみることにしました。
いち当事者&いち家族の睡眠の取り組みについてお話してみようではないかと!
初めてのことなので、ちょっとドキドキですが。
ぶっちゃけ、こんな話を聞いてくださる方はいらっしゃるのだろうか?という葛藤もありつつ。
睡眠の講師として、そしてなぜ睡眠を伝える講師になったのか。
障害や病気のある当事者や家族としての思い。
そして少し役に立つ快眠のお話を織り交ぜながら45分の講演をします。
障害や病気などによっても、各ご家庭のご事情もあるので、参考になる部分、ならない部分もあるかもしれません。
「支える側の睡眠」の大切さを、エッセンスでも受け取って頂ければと思います。
テーマはまだ決まっていませんが、なんとなくイメージが沸いてきました。
正式な時間や会場などと合わせてブログでもお知らせいたします。
定員は、80名様は入るようです。
どこに行くにも、最近はつけています。
1人で出歩くことは絶対にないので、もし1人でフラフラしていたら迷子です。
(本人は困っていないのでわかりにくいですが。
名前は聞かれても言えません。お話できません。)
ヘルプマークの裏に書いてある連絡先にお電話ください。
GPSつけないといけないなぁ・・・。