要約筆記者養成講座でチーム連係入力を初体験! | +Sleep(プラススリープ)快眠セルフケアを学ぶ

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Sleep 女性と子どもの眠育サロン
鶴田名緒子です。

今日は、睡眠とは関係ないお話になります・・・。
(ふふ。最近、あまり睡眠ぽくないのですが。

久しぶりに要約筆記養成講座のお話を記録していきたいと思います。

この講座が終わったら、私は来年要約筆記者としても活動することになりそうです。

最初は全くと言っていいほどできなかった、要約筆記。
最近になって、やっと少しずつ要約筆記とは何か?ということが、体験の学びの中で体得できて、コツもわかってくるようになりました。
でも、講座で週1回通っているのに、先週のことを忘れてしまうことも。講座が終わっても実践の現場にどんどん出ていかないと、この1年の努力が無駄になってしまうだろうと感じました。
要約筆記者の試験に合格したら、来年度は積極的に現場の仕事に関わっていこうと思うようになりました。

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実は、今日、要約筆記はやっぱり自分の適正に合っているな、と思いました。

私は19歳ぐらいのときに、猛烈にブラインドタッチの練習を特訓しました。
それも、誤変換のミスが少なく、速く打てるようになるという精度の高いやり方。
速いタッチタイピングの練習は、とにかく努力。地道にやるしかないのですが・・・。

しかし、いったん体得してしまえば、入力について何も考えずに迷いなく打てるようになるので、思考の邪魔をしない分、便利なんです。
昔の車のマニュアル運転と同じような感じ。意識せずとも体が自然とその動きができるようになるまで練習します。

まずは、キーの場所を覚えるのですが、キーボードと同じ配列が印刷された紙(固い厚紙などに貼るといいです。)を手元に用意して、ホームポジション(左指の人差し指はF、右の人差し指はJから順番に小指までを隣のキー)に置きます。

最初はアルファベット入力の練習をしていきます。
簡単な2文字(abとか)ぐらいから、徐々に5文字(abcdeとか。もしくは、人差し指の範囲の文字だけをやるとか、指使いを覚えさせる)ぐらいの単語へ。

何か、いい入力ソフトを探してみるといいでしょう。その文字をひたすら入力。
指はどのキーを打つか決まっているのですが、入力が終わったら、自然にホームポジションに指が戻るようにします。

(指ごとにどのキーを打つというのは、いろいろなサイトがあると思いますので、ググってみてください。

手元のキーボードを絶対に見ないで、印刷された紙のボードを見て指を動かします。
慣れたら、手元も印刷のボードもを見ないで、画面だけ見ながら、ゆっくりでもいいので正確なキータッチができるようになるまで練習します。
絶対、キーボードを見ないのがポイント。

次の段階で、やっとひらがな入力。
ここにきても、まだ単語。
アルファベット入力はキーを覚えるのが、ひらがなよりもずっと少ないのでおすすめ。
英文も打てるようになるので一石二鳥という訳です。

そして、やっと、文章を入力するというステップへ進みます。
最初は300文字ぐらいの文章を用意します。
あと、ストップウォッチを別途、用意します。スマホでもOK!

10分以内に打てるか時間を計測しながら入力。タイムは記録していきます。
そして、その同じ文章をひたすら練習して、10分以内に打てるまでやっていきます。
数をこなせば、必ずできるようになります。

また、違う文章300文字を用意。
同じように10分以内に入力できるようになるまで繰り返す。
これを、何パターンの文章でもやっていき、安定して300文字を10分以内に打てるようになったら、次は400文字で、10分以内の特訓をしていきます。
同じようにクリアできるようになったら、500文字10分以内、600文字10分以内というように、ひたすら地道に練習。

私はもう自分が何文字まで打てるのかわからないのですが、今日、講師の方に言われたのは、「鶴田さんは、人が話している速度で正確に入力できている。」ということでした。

私は普段、たくさんの文章を書き、読書量も人よりはすごくあると思っています。
ブログも2003年頃から書いていたりするので特殊なのかなとも思うのですが・・・。
要約筆記で入力スピードを上げるには、地道に一定期間は特訓するしかないように思いました。

今はもう当たり前にパソコンが普及して大学でパソコンも習いますし(今はもっと前から授業であるかもしれませんね。)タッチタイピングの練習なんかもあるかもしれませんが、私の頃はまだワープロだったし、自らスクールに習いに行かないといけませんでした。

私は昔、パソコンのインストラクターをしていた時期があって、上級資格を取らなければいけなくて、こういうタッチタイピングの練習は最初、猛烈にしていたんです。
上記の練習方法で、資格試験に合格させるために生徒さんに教えていました。

「このムダな自分のタイピングの特技が世の中の役に立てればなぁ~。 」と、「言葉のコミュニケーションのボランティアって何かないかな?」とずっと考えていて。
要約筆記と出会ったときに、「これしかない。 」と思いました。

今日のチームでの連係入力は、主入力と補助入力に分かれて練習。
声をかけあったり、サポートしあったり、ペアと連係入力したり。早く文字を訂正する方法を学んだり、要約して読みやすい文章に整えたり。
正確に速くわかりやすく、講師の話し言葉を画面上に見える文章へと変えて、難聴者へ届くように心を砕いていく・・・。

チームでの作業もすごく、いい!仲間を信頼できるのって素晴らしい!
だから今日は特に、「ああ、要約筆記をもっと頑張っていこう!」って思えたんですよね。

大変だからこそ、熱意を込めて、向き合っていかなければならないな、と。
こんな機会を与えて頂けたのだから、200%力を出し切るつもりでやろうと思いました。

そして、来年は現場で少しでも役に立てたらいいな、とちょっぴり夢ができました。