■学び■要約筆記者への道のりは、まだまだ遠く・・・。 | +Sleep(プラススリープ)快眠セルフケアを学ぶ

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「ねむりをプラス、輝くあした」をコンセプトに、幅広い世代へ向けた「睡眠講座」や、個別相談を行っています。
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みなさん、こんばんは。
Sleep 女性と子どもの眠育サロン
代表 鶴田名緒子です。

毎週木曜日は、聴覚障害者の方々ための活動をしております。
1年後、要約筆記者としてお手伝いできればと思っています。

前にも書きましたが、私の息子も言葉が出ないという障害があります。
コミュニケーションというのは、人と人とをつなぐ、大切な手段です。
でも、思うように言葉でコミュニケーションがとれない方々は、社会参加が難しいのが現状です。
私は健常者でありますが、息子の子育てを通して、困難なお気持ちに寄り添える部分もあります。
微力ながら少しでもお手伝いしたいという思いで、週1回時間を捻出して取り組んでいます。

今日、講義で普通のスピーチ(若干ゆっくりめ)を聴き取りながら「IPTalk63」というソフトで入力した文章がこちらです。



どうですか?ぱっと見、すごく見づらい印象を受けませんか?

句読点を打てていなかったり、ありえない変換ミスもありますよね。
緊張でガチガチな印象の文です。
要約もできていませんし。
話し言葉をそのまま入れてしまうと、本当に読みづらいですね・・・。

これでも、話し言葉のスピードで、猛烈な速さで同時にタッチタイピングをしています。
普段は画面の全体を見ながら入力しています。

でも、要約筆記のように、言葉を聞きとりながら入力するのと同時進行で、スクリーンに文が表示されて人目にさらされるという状況は、思いのほか緊張感やプレッシャーがかかってきます。

現場での本番で活動するときには、手が震えてしまいそうです。 

入力するためのルールもたくさん覚えなければならないし、主観ではなく、客観的に読みやすい文章にしないといけない。

瞬発的な判断能力が練習ごとに、自然と研ぎ澄まされていく感じ・・・。

今日やってみて。
必死になると視野が狭くなることに気づきました。
変換しているときは、変換候補しか目に入らなくなってしまいます。
入力ミスをしていると、慌てふためいてしまい、次の言葉が頭の中に入ってこなくなります。

ソフトにまだ慣れないため、ぎこちなさもあります。

少しずつ入力も冷静にできるようになったとは言え、こんなぎっしりな文章が、スクリーンに表示されても聴覚障害の方は読む気が失せると思いました。

ブログなどは、改行を挟んだり、箇条書きにするなど、体裁よく書いたりできるんですけど。
それは時間にゆとりがあるから、あとから手直しできるからこそできるんです。

聞きもらさず、変換ミスがないように素早く入力し、かつ読みやすく要約しながら、体裁を整える。
ライブで気を配れるようになるまでは、道のりは険しいです。

まだ、始まってから2ヵ月しか経っていないので、努力しだいで向上できるかな?なんて今のところは、まだ楽観的で前向きな私です。

不謹慎かもしれませんが、楽しむ気持ちも忘れずに取り組んでいきたいと思います。
学ぶことは自分の成長を楽しむことでもあるんです。
そういうモチベーションも続けるには必要な要素だと思っています。