+Sleep 女性と子どもの眠育サロン
代表 鶴田名緒子です。
赤ちゃんの連載記事、思っていたよりも反響が多くて、私も励みになっています。
ありがとうございます。
kashikoというwebサイトで、私が書いた睡眠の記事があります。
私が「眠育」を始めようと思った背景を書いてありますので、参考にしていただければと思います。
「子どもが睡眠障害にならないために大人がするべきことは」
今日は、2~4ヶ月の赤ちゃんの夜の睡眠について書いてみたいと思います。
昨日までの赤ちゃんの睡眠の連載記事は、下記よりお読みください。
赤ちゃんの睡眠① 生後1ヶ月までのママの過ごし方
赤ちゃんの睡眠② 生後2ヶ月からは赤ちゃんも昼夜のリズムで
赤ちゃんの睡眠③ 生後2ヶ月の赤ちゃんのお昼寝、どのくらい?
この頃の赤ちゃんの睡眠でママの頭を悩ますのは、夜間睡眠時の授乳のタイミングではないでしょうか。
2~3ヶ月は、だいたい3時間おきの授乳がよいでしょう。
ここも、正確に3時間というのではないのであくまでも目安です。
19時に寝かしつけたら、22時ぐらい、次はママも無理のないように2時ぐらい。
できれば、この2回ぐらいで済むようになってくれれば、赤ちゃんの夜の睡眠も安定しやすくなります。
ママの負担も減ってラクになると思います。
夜の授乳のポイントをお伝えしますね。
この時期は、まだ赤ちゃんに、朝と夜の区別をはっきりとわからせてあげる時期、というのは覚えていらっしゃいますよね?
夜の授乳やおむつがえなどのときに部屋の照明をつけて完全に明るくしないようにしてください。
「まだ夜なんだよ。 」というのを赤ちゃんに教えるためです。
あと、ママがやりがちなのは、「暇だから、テレビでも見ながら授乳しよう。 」と、テレビを点けちゃうこと・・・。
これ、実はワタクシ1ヶ月のころ結構やってまして・・・。
明け方4時くらいの授乳とか、朝のテレビが始まっていたりするので・・・。
ママ初心者の私を振り返ってみると反省することが多いので、経験で伝えられる部分もあるのかな、と思います。
赤ちゃんの睡眠を安定させるために、光刺激、音刺激で完全に目が覚めるのを避ける ようにしましょう。
授乳が済んだら、赤ちゃんが再び眠りに落ちてくれるイメージを持つことが大切です。
そのためには、静かで暗くて、落ち着いていて、安心できる雰囲気にするということ。
常夜灯などの薄暗い灯りも、赤ちゃんの眠っている視界に入らない位置かどうかをチェック。
この頃の赤ちゃんは寝返りが打てませんから、天井からの光は結構、モロに赤ちゃんに射し込んできます。
ベビーベッドなどを使っていて、ママと眠る場所が違う場合は、ベビーベッドの天井の照明の位置のチェックは必ずしてみてくださいね。
夜目が覚めたときに、こうした天井の光で完全に覚醒してしまうこともあります。
真っ暗にしてしまうと、ママも赤ちゃんの様子が見られなくて不安だという場合は、部屋の片隅などに置くタイプの間接照明などがいいと思います。
できれば、オレンジっぽい暖色系の光を選ぶようにしてくださいね。
あと、夜ママがやりがちで、「ちょっと待った~」 なコト。
赤ちゃんは、夜ぐずることもあるので、とりあえず授乳するというママさんは、多いのではないでしょうか。
私にも経験があります、とりあえずおっぱい、吸っとけ~。
添い乳とでもいいましょうか。
でもね。
ちょっと赤ちゃんがぐずったからと言って、反射的に授乳し続けると、赤ちゃんの方も「ママは泣けば言うことを聞いてくれる。 」と、ちょとしたことでもぐずってしまうようになる・・・かも。
赤ちゃんは1日を通して眠っている時間が長いので、睡眠も浅くなるタイミングがあるんです。
睡眠には「深い睡眠」と「浅い睡眠」と一定のリズムを持っています。
そこをママが理解しているのと、いないのとではちょっと心の持ちようが変わるかもしれません。
浅くなっているときに、ふにゃふにゃ泣いたりすることもあるのです。
ちょっとよくわからないな~と思うときは、まず観察してみてください。
そして、授乳の時間のタイミングなのかどうかを冷静に考えてみて、あげたばかりなら少し様子をみます。
おっぱいをあげなくても、赤ちゃんの胸を優しくとんとんしてあげて落ち着くことも。
「おー、よしよし!!どうしたー? 」と抱き上げてユーラユラしてしまったり、部屋の照明を点けてしまったり、反射的に授乳をすることによって、ふにゃふにゃまどろんでいただけかもしれない赤ちゃんを完全に目覚めさせてしまっているのかもしれません。
完全母乳をしているママでおっぱいの出が悪いなあ、という方も、夜の授乳の回数を増やすのではなく、日中の回数を増やす工夫をしていきましょう。
私は、ミルクと母乳の混合でした。
懐かしいですね。
おっぱいと夜間睡眠の関係ってホント、悩ましい問題ですよね。
「おっぱい、眠れん、おっぱい、眠れん・・・。 」
これじゃ、ママも赤ちゃんもハッピーにならないので、睡眠を賢く学んで、赤ちゃんとの健やかな関係を築いていきましょうねっ。
懐かしい、息子っちBABY!
現在の写真は出せませんが、この頃限定にて。