人生は、トランプゲームにも似ている。
良いカードがたくさん手元にあるうちは勝負にバンバン打って出られるが、中盤・終盤になりスカスカのカードしか残っていない場合、逆転勝利は無理、負けが込む。
どのタイミングまで頑張るか、ゲームを降りるかがポイントとなる。
将棋の藤井棋聖のように何十何百手先まで延々と読める人が良いが、こちらは将棋のルールも複雑すぎて分からないようなゲーム素人である。
素人であっても、私のゲームだ。
私の人生の主役は私だ。
誰かに言われた通りに全部動いた場合、納得のいかない不満感が残る。
自分で考え、絶望し、納得するしかない。
万能ではない自分を認めて、妥協する。
40代までこどもがいなかったので、その時間を自分の為に使うことが出来た。
その代償として、自分の卵子は劣化し、自分の遺伝子を持つ子供は産めなかった。
遺伝子にそれほどこだわりはないが、「遺伝子違うんだよね」という感覚は今もある。
不妊治療を諦めた事もあるが、その結果この子供に出会えたことに感謝している。
かけがえのない存在になった。
自分が10代の時に思い描いていた40代とは相当違うが、10代の私に
「40代、不妊治療して、帝王切開して、今幼稚園保育園やっているみたいだけど、今さら子育て楽しい?」
と聞かれたら
「40代の子育てもなかなか楽しいよ」
と返事をしたい。