私が卵子提供を受けた理由は、自己卵に限界を感じた為です。
病院・治療法を変えても良い結果が出なく、hCG値に一喜一憂して同じところを足踏みしている状態が続きました。
妊娠できる元気な卵はこれまでの生理ですっかり流れてしまい、40代の私の子宮には残っていない、すっからかんだと痛感し、卵子提供を選択しました。
それは自分自身で心底納得して決めました。
自分のDNAを受け継がない子供を、産み育てるということはどういうことなのか。
自分で産んだ継子とも言えるのです。
出産後、心境に変化が表れるか不安でした。
実際産んでみると、無垢な赤ちゃんを無条件に可愛いと感じました。
客観的に見れば子役タレントになれるような可愛い子供ではなく、十人並みの容姿です。
母親ホルモンが出ている為に盲目的に赤ちゃんを愛しているのだ、と言えばそうかもしれません。
生まれてから今日まで愛情は日々深まり、この子は私たち夫婦にとってかけがえのない子供、家族となりました。
もちろん他人という意識は全くありません。