◎ドナーのこと
→私の血・DNAは、出産した子には勿論一滴も入っていません。
夫と、一度も会ったことのない台湾の女性が遺伝子上の両親です。
実際に産んでみると、そうした事実は全く気にならないほど愛情が日に日に高まっています。
夫よりも私に似ていると言われることが多く、少し複雑な気分ですが有り難くもあります![]()
これからも、そして今後も会わないだろう台湾のドナーさんは、私に似ているようです。
全てコウノトリ病院の采配ですが、良いマッチングをしてくださったと思います。
コウノトリ病院には、ドナーさんに対して多くの注文を出しませんでした。
容姿(自分に似ている、全然似ていなくても美人が良い![]()
)は全く注文せず、むしろ学歴職歴を重視しました。
どんな人がドナーになるのかは正直気になります。
献血のように時間があるからと気軽に出来るものではないので、それなりの覚悟があって卵子提供したと思います。
ドナーさんがどんな事情を抱えていたかは知る由もないのですが、患者としては感謝しかありません![]()
ちなみに私たち夫婦に告知された情報は、年齢、身長体重、大学の学部くらいです。
名前も、大学名も、家族構成も、容姿もわかりません。
私たちがドナーさんを突き止めるだけの十分な情報はなく、
またドナーさんも私たちを知ることはありません。
それでも、ドナーさんは自分の卵子の行方を心配しているのではないかと思います。
着床したのか、卵のまま流産したのか、妊娠が継続し人間となって生まれたのか、日本のどこで育つのか。
コウノトリ病院を経由し、この子は必ず大切に育てます、と伝えたいくらいです。
遺伝子上は半分不明、どこのどなたか分からないのですが、やはり10ヶ月身籠って痛い思いをして出産した子は「我が子」です![]()
<続きます>