コウノトリ病院の指示通り、7周目経過した時点でバックアップ病院へ。

 

この頃、始めて胃がムカムカし、気持ち悪いという所謂「悪阻」の症状が始まった。

食べることが大好きなのに、昼ご飯、夕ご飯を食べると吐く。

唯一食べることができたのは朝食だけだった。

仕方がないので、午後以降は野菜ジュースやポカリスエットなどをチビチビ飲んでいた。

それでも体重は一向に落ちなかったのは不思議だ。

 

病院では心拍確認をし、子宮内にいる小さな塊のエコー写真をいただいた。

胎芽は1つだった。

心拍数も大きさも問題ないと、医師からアドバイスをいただいた。

ピコピコ動いている丸が心拍なのかと質問したところ、それは母体と胎芽を結ぶ管とのことだった。

 

会ったこともない人の卵子と夫の精子の合作が、自らの腹の中で生命を育んでいる。

まだ7週間だか、最早他人とは思えない小さな生き物だった。

 

じっとエコー写真を見つめた。