台湾で卵子提供を受けたとして、台湾の病院だけで完結できない。

検査をしてくれる日本のバックアップ病院の存在は不可欠だ。

 

全ての不妊治療病院が、卵子提供医療のバックアップをしてくれる訳ではない。

掲示板を見ると、相談をした途端医師が怒り出したり、バックアップに対し強い拒否反応を示し断られた例が散見された滝汗

コウノトリからは具体的なバックアップ病院は紹介されなかった。

断られるのを念頭にインターネットで情報を収集し、新規の病院を5−6軒ほどリストアップして電話でドンドン予約を入れた。

 

振り返れば、子宮鏡検査、卵管造影検査ができる病院を探すのにも10軒くらいコンタクトをとり探した。

病院ホームページに「子宮鏡検査対応」と書いてあっても、実際予約すると断られたこともあった笑い泣き

卵管造影検査は、特に大変だった。

「KLCで顕微授精をしているのに、この検査はいらないでしょう」

と医師に言われ、意味不明とばかりに断られたこともあった。

卵子提供を受けるためにコウノトリから義務付けられている、などと話しても、もっと理解不能な行為として扱われると思ったので、曖昧な笑みを浮かべ、それでもやりたいのです、と相談したりした。

 

こうした経験から、卵子提供バックアップに理解のある病院を探すのは更に難しいことは想像できた。

就職活動営業活動のように、断られて当たり前、いちいち傷ついていられないと割り切り探した。真顔

100社エントリーシートを送って、内定ゼロの20代の学生さんも頑張っている。

私は40代、10病院くらいでダメージを受けている場合ではない、と励ました。

 

受付の人に言っても判断するのは医師なので、まずは相談という形で予約し、医師と直接話して具体的に相談した。

 

・台湾での卵子提供用検査である事

・具体的な情報(コウノトリで診察した日、予定表、資料などを公開)

・台湾のコウノトリから指示が来るので、それに沿って移植後に検査をお願いしたい事

 

などを正直に相談した。

 

「今までもそういう患者さんを受け入れたことがありますので、大丈夫ですよ」

 

と医師から温かい言葉をいただき、幸いあまり苦労する事なくバックアップ病院を見つけることができた。笑い泣き

都内にあるものの通院に1時間以上かかるが、そんなことを思うだけで贅沢だと言うことはわかっている。片道3時間かけてバックアップ病院に通っているブロガーさんを見ると、1時間で済んでいることは非常に有難いのだと思う。

 

ちなみにずっとお世話になったKLCはお金も相当支払ったし、これまでの経過も全て把握しているが、とても卵子提供のバックアップをしてくれるほどの余裕があるとは思えなかったので確認もしなかった。

 

全く知らない街で検査を受けたり、移植のために外国に行ったり、兎に角移動距離が長い。

40代の体には結構厳しいものがあったが、ここで「面倒臭い疲れた」と言って止めたら物事が進まないので、期間限定だと自分に言い聞かせ乗り切った。

 

例えてみると、添乗員付きのツアー旅行ではなく、ひとり旅の自由旅行なのだ。

シャワーのお湯が出なくても、転んでも、笑顔で助けてくれる添乗員はいない。

トラブルや質問があれば、何とか自分でメールし解決に向けて穏便に動かなけれいけない。

ここでブチ切れても、何もメリットはない。

日本にはない医療を求め、海外の病院と契約したのは私たちだ。

言葉の壁を乗り越えるべく、こちらも努力をした。