夏休みに入りました。

個人懇談も無事に終了。

良い意味で元気なようで安心しました。


去年中2の夏休み最終日にコロナを発症したKさんは、気力もあり一見すぐにすっかり回復したように見えましたが、日常を共に過ごす保護者としては、(これをコロナ後遺症というんだろうな…)と思うことばかりでした。


・体重が減ったまま

本人はこの点はむしろ喜んでいました…


・眠る時間が長すぎる

休日は、二度と目が覚めないのではないかという不安にかられるレベルで眠り続ける。24時間以上連続で眠るときも。私だったら、そんな長時間、トイレで目が覚める。

本人も、特に復帰したての学校がしんどかったみたいです。


・実は平日も寝ている

Kさんは、学校→(徒歩)→プールのサイクルで暮らしており、それまではラウンジで勉強していましたが、ラウンジで爆睡するように…


・ドライランドトレーニングができなくなった

Kさんは、タバタプロトコルと自重の筋トレを愛用しており、いつもやる気いっぱいなのですが、以前と同じ強度でできなくなりました。


などなど。しかし、これらは、他人からはわかりづらい。他人から目につく日常は元気そうに見えているので、実にささいな話だとは思いますが、他者から見えない気をゆるめるところでは本当にぐったり…。今までの他の病気とは違うように感じました。


Kさんは「病気で弱っている自分」を上手にアピールすることができません。家族にもできないので、ましてや外ではいつでも「元気で朗らかな強い自分」でいたい。


自分は健康だと思いたい、コロナになったことを責められてるように感じたくないKさんは「何でもコロナと結びつけるな」と言わんばかりで、あれもこれもやりたい、やらなきゃ、という様子でしたが、何事も無理は禁物…を周囲が気をつけなければならないと思いました。


さて、夏休み最終日に発症したことで気がかりといえば課題提出。対応は主に担任教諭で、電話でのやりとりです。


「Kさんを(課題が済んでいないから発熱と偽って)ずる休みしていると思うものはいませんから、安心して療養につとめてください。治ってからで大丈夫です。」


「ありがとうございます。しかし、校外に出すものはそちらの締め切りもあると思いますので、これで校内選考の対象にならなかったらと泣いております。」←安心して療養できない


「たしかに、陽性が確定すれば10日間ですからね。各教科に確認します。」


Kさんは担任の先生をとても信頼していて尊敬もしています。お互いあってのことだな、とはこういうときに思います。


学校は大変お優しく、どんな方法でも受け取りますとのことだったので、ありがたく私が動けるうちに送付させていただきました。


↓去年の夏休みの宿題のようすです



とても楽しみにしていた表彰式、水泳の試合、出品予定の書道展、全ておじゃんでしたが、気持ちは切り替えないといけません。


何でもいいから結果が出てほしいところですが、こればかりはどうにもできない。済んだことは待つばかりです。


中2の2学期は、日々思ったようにいかないことが多いぶん、少しずつがんばることの大切さを学んだように思います。悩みの大きい昨年度下半期でした。


夏休み課題の結果は、どれも1年生時を上回る賞をいただき、大変ありがたく思いました。数学、理科、社会、それぞれの教科の課題で複数入賞でき、書道分野以外での全国大会初入賞は嬉しい限りでした。


書道展や水泳の結果はなかなか思うようにならない分、学業は2、3学期ともよく頑張っていたと思います。


3年生になって、はた目からも少しずつ元気になってきました。体重も増えましたが、健康の証ニコニコ


いまだに、コロナを思い出します。

今年の夏休みを健康に過ごしたいです。