クリスマスが近づきますね~
サンタさんにお手紙書いてますか?
多分、わが家が年内に受け取るべき書道展の結果はあらかたそろったんじゃないかと思ってます(※…多分です…)
今まで、書道展ごとにざざっと結果を記載してきましたが、受賞課題別に載せたいと思います受賞課題が判明しなかった書道展は割愛しております
受賞率の高い語句は存在するのかを探る記事は以前にも載せています。
複数課題応募可能な場合はできるだけそうしているので、受賞したときに、どの課題が受賞作なのかわからないことがよくあります。
もちろん、そうでない場合もあります。例えば、去年は、成田山は5点まで出品できますが、半紙作品「夢と希望」1点のみで応募しました。1点のみだと何を書いたのかわかりますね
1点のみ募集するコンクールは、規定課題のことが多いと思いますが、そうとも限らなかったりします
要項をよく読まないといけないのは、何事も、書道以外も共通かも…
あるコンクールの規定課題をたくさん練習したから、自由課題の別のコンクールに送る…「書道展あるある~」(…ですよね)
課題が自由だからって、別のコンクールの規定課題だったものを応募してもそうそう受賞しないのでは…?送ってもいいのかな?と考えたこともありました。
しかし
そういうわけでもなさそうだし、自由課題で何が「当たる」かなんて、結局私ごときには全くわからないのです
作品としてもおもしろく、
語句としてもキャッチーで、、
書き手にも書きやすく、、、
そんなにたくさん本人も周りも思いつかないです考えるのは好きなんですが
コンクール入賞のコツみたいなものがわかれば、入賞を目指してもっと効率よく練習できそうなものですが、そもそも当たりやすい課題が本当にあるのかもいまひとつわからないコツもわかりません
結局
「規定課題」
を書くか
「前年度までの受賞作品集をながめて似たような語句を書く」
のどちらかに落ちつきがち…これも、「小中学生書道展あるある~」…ですよね
つまり、もうわからないことだらけなのでございます10年近くいろいろチャレンジさせていただいてきましたが、わかるわけないのでございます
つきつめていえば
「本人が書きたいのを納得するまで書く」
になりますね
わが家の場合は、日々の練習の中から、要項を読んで、送れそうなときに適してそうだと思ったのを送ってます
多分、ずいぶん自由にやってるんじゃないかと思いますどんな書の指導も熱心にしてくださる先生に感謝です
ちなみに「アレを書かないと」というプレッシャーはかなり少なめですが、そのぶん、あれも書きたいこれも書きたいになりがちです…良い練習のしかたとは難しいなあと思います
本題です。
まずはKさん(中1)の半紙です。
「創造」(行書)
高円宮杯
ふれあい書道展
創造はこれ以降もほとんどの自由課題で出品しましたが、受賞作品は別の課題になりました。
「墨美彩色」(行書)
産経ジュニア
近江神宮
鈴鹿墨
鈴鹿墨の規定課題です。
語句に惹かれて練習しました。
これも、ほぼ全ての自由課題で出品しています。最初に産経で「墨美彩色」が選ばれたのを知ったときは、実はけっこう驚きました。鈴鹿墨でも受賞できて本当に良かったです
「平和記念都市」(行書)
大ケヤキ
大東文化大学
この課題も、ほとんどの自由課題に送付しています。6文字作品が受賞するのは嬉しいですね最後の「都市」が難しいです。中3までがんばれそうな課題です
「郷土を創る道」(行書)
熊野古道
「郷土を創る税」(行書)
税の書写
「郷土を創る○」シリーズ。税の受賞が分かる前からいろいろ書いていたので報われて良かったです
「無限の可能性」(行書)
伊勢神宮
ほとんどの自由課題で出品しましたが、伊勢神宮で初めて受賞課題に選ばれました今後も書こうかな~と思えますね
「決意」(楷書)
全国書画展覧会
規定課題です。全国書画展覧会以外にはまだ応募していません。小学生にもよく見かける課題です。それだけにちょっと悩みどころです。
「羣賢畢至」(臨書)
佐久全国
臨書もよく送りました。臨書展以外では臨書作品は受賞していません。佐久全国臨書展で受賞できて嬉しいです
次に八切です。
「唯真故新」(行書)
頼山陽
2021年唯一の八切受賞作です。この書道展は中学生は八切しか出せません。
八切部門もよく出しているのですが、実は八切で受賞したことがほとんどありません八切以外の部門もあって八切が選ばれたのは、小4のときの太宰府天満宮くらいだと思います。たしか。
半切です。
「創造する心」(行書)
東京学芸大学
日本武道館席書予選通過
半紙と半切を両方出して半切が選ばれた…という経験はあまりありませんが(たまにあります)、半切は八切よりはよく受賞しているかもしれません。半紙で創造を練習していたので取り組みやすく感じたようでした。
「羣賢畢至」(臨書)
熊野古道
臨書部門での受賞です。半切に「羣賢畢至」を書くという少し変わった取り組みでしたが、評価されて嬉しいです蘭亭序は全臨に取り組むことができたので、納得いく作品ができれば、いつか全臨を応募してみたいそうです
中1の受賞課題は以上のような感じでした
何か課題選びの参考になれば幸いです。
私の感想は…前半は2文字が選ばれやすく、後半は6文字が選ばれやすかったです。
と、ここまで長々読んでくださった方の中には、
(「……てことは…………ほぼ全ての自由課題複数応募可に出品してるのに、何も受賞してない課題がコイツあるんじゃね??」)
とお気づきになられた方もいらっしゃる(はず)!
はい。
あります!
しかもたくさんあります!!
でも、それらをムダだったとは本人も思ってないです複数応募は全ての作品が力を合わせて(?)受賞したと思っているので、選ばれやすい子(作品)はいるかもしれないけど、選ばれなかった子にも愛着はあります
ちなみに、書道教室では、先生はよく作品を人に見立てて講評されます。作品が可愛いからだそうです。
では中3は…?
わが家の中3は参考になるのかな…
「全力投球」(楷書)
全国書画展覧会
当日授業中に配布の半紙に1枚書くというシステムでした…Rさんは気にしない性格なので、1枚はいいけど紙質がわかんないのはドキドキするなーと言ってました。(1枚はいいんだ…)席書のような感じです。すごく書きやすい紙だったみたいです
全国書画展覧会の学校出品は、学校ごとに取り組み方が異なるので難しいですねちなみに、Kさんは学校の取り扱いがありません。
「納税は期限内」(行書)
税の書写
こちらは任意なので、書道教室で練習して中学校に提出しました。
「俯察品類之盛」(臨書)
佐久全国臨書展
Kさんの練習を見て、同じく蘭亭序を書きました。中学校以外からの出品での受賞に、書道習って良かったとしみじみ思いました人の練習を見てから自分が書くというのは効果高く書けると思いました
書道展の魅力…自分の書いたものを他に見せることにあるんじゃないかな?と思っています。
2人とも
「書いたものをいっぱい見てほしい」
という人たちなので、できるだけ見られたくないと思っているわたしとは大違いです
それでも一応、Rさんは「これは載せたらダメ」「これは載せていい」がありますが、Kさんはよりいっそう何でもござれです「どっから湧くんだよあの自信…」とたまにわたしとRさんと二人で語り合います
わたしも勇気ふりしぼって何か載せてみたほうが向上するかもしれません
また載せられたらと思います
(わたしのはわかりませんが…)