一トローンボン吹きの肺がん対峙記 -5ページ目

一トローンボン吹きの肺がん対峙記

初期の肺ガンが見つかって手術。その後2年半経って再発、放射線治療。7ヵ月後に副腎転移。標準治療、標準外にかかわらず最適な治療法を模索し続けるアマチュア・ジャズ・トロンボーン吹きの記録。

すっかり更新をサボってしまいました。

 

前回胸水を調べる話しまで書いたが、

先月末には遺伝子検査の結果が出ました。(´0ノ`*)

 

結果的にはタイトル通り「変異認めず」でした。

変異があったのは7年前の再発時と同じく

EGFRエキソン19の欠損だけでした。

 

つまり「T790Mへの変異による耐性ではない」

ということいなります。

であればジオトリフが効いてくれて良いのではないかと

かんがえてしまいますが、どうなんだろう。

 

ジオトリフの効果については今月中にCTを撮って

評価することになります。

 

タグリッソがまだ使えないのは残念ですが、

胸水の中から細胞が見つける事はできたので、

またしばらくしたら再検査をすることで

T790Mの変異が見つかるかもしれません。

それまで何とかジオトリフが継続して

効果を発揮してくれること願うばかりです。

昨日は腫瘍内科の受診日。
CTと血液検査のセットでした。

どうもジオ君の頑張りが足りないようで、
胸水が2カ月、1カ月前に比べて
順番に増えているようです。
またCEAの値も順に上がってきました。

今後どうするか、
主治医からの提案は、
胸水の検査をして、
ガン細胞が見つかれば、
T790Mの変異があるかないかを調べ、
変異があればタグリッソにチェンジを考える。

細胞が見つからなかったら、
手術で組織をとることも考えましょう。
また、細胞があっても変異がなければ、
別の薬を考えるしかない。
ということでした。

確かにそれしか方法が考えられないので、
来月胸水の検査を受けることにしました。

ジオ君にはもう少し頑張ってもらいたかったけど
こればかりはどうしようもない。

結果がでるまでは、ジオトリフを続けます。
ジオトリフの副作用の皮疹ですが、
前回書いたように顔だけは
劇的にきれいになっています。

ざ瘡様皮疹、いわゆるニキビ状の皮疹が
先週前半までは、
特にアゴのラインに沿って
鈴なりに出来ていました。

先週の腫瘍内科の受診時に
先生が相当酷いと思われたのか
皮膚科で診てもらおうということで、
その場で皮膚科に連絡してくれました。

予約してある各科の診察の最後に受診。
皮膚科の先生が顔を見るなり
薬を変えることになりました。

まず塗り薬は
「アクアチウム軟膏」に変更。
ニキビの治療に使う抗菌剤です。

ざ瘡様皮疹はステロイドの影響でおこるので、
ステロイドを続けてもダメということです。

もう一つ、飲み薬は皮疹対策に大抵使われる
ミノサイクリン(ミノマイシン)を
飲んでいたのですが、
「バナン」という抗生剤に変更。

これは効くよ、と言われたのですが、
こちらは半信半疑で聞いていました。

それから3日程したら、
嘘のようにニキビが減っていきました。
ただ頭皮の皮疹にはあまり効果がない感じです。

今週月曜日に飛び込み受診をした時に、
「効いたでしょう。何故か良く分からないけど
ミノサイクリンより効くんだよ。
誰にも言ってないけどね。」と嘯いてました。

確かにネットで検索しても、
そんな話はどこにも見当たりません。
でも実際に効いたことは確かです。
もし顔のざ瘡様皮疹でお困りの方が
いらっしゃったら参考にしてみてください。

あくまで参考で。