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一トローンボン吹きの肺がん対峙記

初期の肺ガンが見つかって手術。その後2年半経って再発、放射線治療。7ヵ月後に副腎転移。標準治療、標準外にかかわらず最適な治療法を模索し続けるアマチュア・ジャズ・トロンボーン吹きの記録。

昨日は退職日だった。
長いようで短かった会社人生。

この会社に新卒で入社してからずっと続けられたのも、自分の好きなように動かさせていただけたことにあった。

余程大きな案件ではない限り、自分の判断に任せてもらった。
責任は大きいけれど、その分やりがいもあった。
また自分で時間をコントロール出来るのでバンド活動にも都合が良かったのだ。

サァ今日からはとりあえずは治療に専念することになる。
会長の最後にかけられた言葉、「生き抜いてくれ」を心に抱いて頑張ろう。
今週は脳のMRIがあった。

その結果が脳外科の先生も予想外だった多発転移。

かなりの数が全体にあるので、ガンマナイフは使えない。
全脳照射をすることになりそうだ。

起こること一つ一つに対処するしかない。
随分間があいてしまった。

食欲不振等が続いて、どうも書き出す元気が出なかったのだ。

もうすぐドセタキセル+ラルシルマブの5回目点滴となる。
それに前回書き込んでから今までの間に胸椎への骨転移が見つかり、ゾメタの点滴も加わったのだ。

ゾメタはドセタキセル+ラルシルマブから大体10日後に注入する。

通常ゾメタでは食欲不振などは出ないらしいのだが、前回点滴後4〜5日後位に食欲不振が出現した。
これがゾメタ由来だと、副作用がなくなっている期間が本当に少なくなってしまう。
次回は出なければ良いのだけど・・・。