本命星は同じなのに、
なぜこんなに性格が違うのか？
本命星は同じ九紫火星なのに
スティーブ・ジョブズとビル・ゲイツ、
2人の天才はなぜこんなに
得意分野も性格も違うのでしょう？
その答えは明快です！
同会と傾斜が違うから(*^-^*)
現代のコンピューター産業の発展に
大きな影響を与えた
スティーブ・ジョブズとビル・ゲイツは
同じ１９５５年生まれの
本命星九紫火星の人です。
九紫火星の頭の良さと美的センス、
好きなことをとことん追求する精神で
共に大成功した2人ですが、
得意分野も性格も対照的です。
そして人生における明暗も
はっきりと分かれています。
今回は、
同じ1955年生まれの2人の性格を
九星気学でみてみましょう。
その前に
一見対照的ながら、
どちらも強烈な個性で
時代を引っ張ってきた
二人の違いについて
みてみたいと思います。
両者は共通点もありますが、
その性格の違いは、
ビジネスや製品開発に
大きな影響を与えました。
ビル・ゲイツは、
合理的で冷静な性格を生かし、
市場シェアを拡大することに重点を置き、
マイクロソフトを成功に導きました。
一方、スティーブ・ジョブズは、
創造的で情熱的な性格を生かし、
アップルを革新的な製品やデザインで
成功に導きました。
ビル・ゲイツは
慈善事業を進めるために
マイクロソフトのCEOを退任し、
マラリア撲滅から
世界のトイレ問題の解決など、
長年にわたって
さまざまな社会貢献活動を行っています。
ビル&メリンダ・ゲイツ財団を設立し、
世界中の人々の健康や教育、
貧困削減などの課題に
取り組んでいます。
具体的には、
世界中の疾患に対する研究開発に
多大な支援を行い、
感染症の予防や治療、
新興感染症の対策、
ワクチンの普及などに力を入れています。
また、アフリカ諸国における
農業やエネルギー分野の開発支援、
教育分野における取り組みなども行っています。
さらに、クリーンエネルギー技術の開発や
気候変動対策にも取り組んでおり、
自らも環境保護に貢献することを訴えています。
ビル・ゲイツの社会貢献活動は多岐にわたり、
世界中の多くの人々に恩恵をもたらしています。
一方、スティーブ・ジョブズは、
彼のビジネスや製品開発において、
強い意見や意志を持っていた
と言われています。
彼は、自分が持つビジョンに完全にコミットし、
製品の開発やマーケティングに対して
非常に厳しい要求を課しました。
彼のビジョンに共感し、
彼と共に働くことを望む人々と一緒に
仕事をすることを好みました。
彼は、自分のビジョンに賛同する
チームメンバーを集め、
彼らを指導し、成功に導いていきました。
そのため、
自分や自分の会社が1番であり、
気にいらない社員や優秀ではない人は
すぐにクビにするような
ワンマンなところがありました。
彼は、自分の感情や怒りを
上手くコントロールできなかったのです。
（これは九紫火星の凶相です）
スティーブ・ジョブズは、
2004年に膵臓がんの診断を受けて
治療を続けていましたが、
2011年10月5日に、
56歳という若さで亡くなりました。
2011年に亡くなる直前に、
自伝的な著書を出版し、
自分が病気に冒されている間に感じた
後悔について触れています。
家族との時間を十分に取れなかったこと、
ビジネスにおいて信頼できるパートナーを
選ぶことができなかったこと、
そしてもっと早く自分の病気に気づいていれば、
もっと早く治療を開始できたかもしれないということ
を後悔していたと述べています。
また、彼は成功を収めた後に、
より意味のあることに取り組むべきだった
と感じていたことも明かしています。
彼は、自分の仕事に情熱を持っていたが、
その情熱が彼自身や家族にとって
本当に重要なものだったかを問い直し、
自分の生き方について真剣に考えるようになった
と語っています。
それでは、
同じ1955年生まれの2人の性格を
九星気学でみてみましょう。
ジョブズ：1955年2月24日生まれ
本命星：九紫火星
月命星：五黄土星
同会：四緑木星
傾斜：九紫火星
ゲイツ：1955年10月28日生まれ
本命星：九紫火星
月命星：六白金星
同会：三碧木星
傾斜：八白土星
九紫火星を本命星に持つ人は、
情熱的で行動力があり、
自分の目標や夢に向かって
積極的に努力する人が多いです。
他人から注目されることを好み、、
他人から認められることに
やりがいや喜びを感じる人が多く、
人を引きつけるカリスマ性があり、
リーダーシップや社交性に
長けているという特徴があります。
また、勇気や決断力にも優れ、
チャレンジ精神が旺盛で、
自分に厳しく、
最高のパフォーマンスを求めることがあります。
ただし、
九紫火星の人は、
短気で自己中心的な傾向がある場合があります。
また、
自分の意見に固執し、
他人の意見を受け入れにくい場合があるため、
コミュニケーション能力に
課題を抱えることがあります。
しかし、
彼らは強い信念を持ち、
自分の考えを貫き通すことができます。
ジョブズのように、
本命も傾斜も九紫火星の場合、
更に九紫火星の特徴が強く表れるため、
上記の特徴がより顕著に
現れることが予想されます。
ジョブズは毎年行われる
アップル製品発表会の基調講演で、
聴衆を魅了し続けました。
このことは、
まさしく九紫火星の得意とするところです。
本命星も傾斜も九紫火星
のジョブズらしい一面でしょう。
ゲイツはいつも、
聴衆を惹きつけるジョブズの能力を
うらやましく思っていたそうです。
もちろん、
ジョブズはスピーチを楽に
こなしていたわけではありません。
ジョブズは自宅で
基調講演のスピーチの練習に何時間も費やし、
夕食の席でもスピーチ原稿を読んでいたそうです。
最高のパフォーマンスを発揮するために、
努力を惜しまず、
情熱的な姿勢を貫きます。
自分自身に厳しく、
常に向上心を持ち、
周囲に影響を与える存在でありたい
と思っているんですね。
さすが
本命も傾斜も九紫の人だと思います。
九紫火星が本命星であり、
傾斜も九紫火星の人は、
非常に情熱的で自信にあふれ、行動力があり、
野心的な性格を持っているとされています。
彼らは自分の目標を達成するために努力し、
成功を勝ち取ることが多いです。
しかし、
四緑木星を同会に持つジョブズが
周りから求められていたものは、
- 周りと上手くやってほしい
- 協調性
でも、ジョブズは
好き嫌いがはっきりしていたのです。
同会は
主に、仕事上でご縁を広げたり、
ビジネスを拡大したり、
ファンを増やすために使います。
同会から
・周りが自分に求める世界
・ビジネスを拡大するために必要な要素
・人生を開発する方法
が分かります。
四緑木星を本命に持つ人は、
そのグループや組織に多くの人が集まって活動を行い、
円滑にコミュニケーションをとることができる人たちです。
四緑木星の人たちは、
おおらかで温和な性格を持ち、
周りの人々を包容することができるため、
人間関係を円滑に進めることができます。
また、バランス感覚が優れており、
物事を客観的に見ることができます。
つまり、ジョブズは、
四緑木星を同会に持っていたので、
四緑木星のことが苦手だったのです。
でも、周りからは
四緑木星のことを求められるんですね。
一方、
八白土星を傾斜に持つゲイツは
九紫火星の性質に加えて、
八白土星の非常に責任感が強く、
真面目で堅実な性格を持っています。
彼は自分に課せられた任務を全うし、
信頼に値する仕事ぶりを発揮します。
ビル・ゲイツの長年にわたる社会貢献活動は多岐にわたり、
世界中の多くの人々に恩恵をもたらしていることからも、
ビル・ゲイツが現代社会に与えた影響は計り知れません。
同会が三碧木星のゲイツが
周りから求められているものは、
- アドバイスが欲しい
- 明るくしてほしい、
- 盛り上げてほしい
ということ。
三碧木星を本命に持つ人は、
明るく陽気な性格を持ち、
創造性に富み、アイデアを出すことが得意です。
好奇心が旺盛で、
新しいことに挑戦することを楽しむ傾向があります。
冒険心があるため、
リスクを恐れずに新しいことにチャレンジすることができます。
ここで
「あれ？同会は苦手なことじゃないの？
ゲイツはちゃんとできているよね？」
と思いませんでした？
そう、
ゲイツはこれが出来ているんですね。
でも、本来は苦手だったと思います。
それでも、ゲイツは、
周りから求められているものに
応えてきたんですね。
その結果、
素晴らしい人生がやってきた
ということです。
同会で求められること
（周りから期待されること）をやると
自然に傾斜が開かれます。
つまり、
三碧のように、明るく陽気に、
リスクを恐れずに新しいことにチャレンジして、
どんどん行動したから、
傾斜八白が開かれ、
責任感が強く、信頼される人物として
周囲から評価されるようになったのです。
意志が強く、
目標に向かって努力を重ね、
成功への道を切り拓くことができたんですね。
ゲイツのほうが優れている
と言っているのではありません。
ジョブズは、
世界中の人々のライフスタイルを変えた
偉大なイノベーターでした。
独創的で野心的なアイデアを持ち、
革新的な製品を開発することに情熱を注ぎました。
彼は、製品の設計において完璧主義者であり、
簡潔さと使いやすさを追求することで知られていました。
彼の影響力は、
ビジネスやテクノロジーの世界全体に及んでいます。
彼の逝去後も、彼の創造性やリーダーシップスタイルは
多くの人々に影響を与え続けています。
しかし、
成功の頂点に君臨し、
世界中から注目を浴びた
華々しい人生の最期は・・・
スティーブ・ジョブズの「最期の言葉」
私は、ビジネスの世界で、成功の頂点に君臨した。
他の人の目には、私の人生は、
成功の典型的な縮図に見えるだろう。
しかし、仕事をのぞくと、喜びが少ない人生だった。
人生の終わりには、富など、私が積み上げてきた
人生の単なる事実でしかない。
病気でベッドに寝ていると、
人生が走馬灯のように思い出される。
私がずっとプライドを持っていたこと、
認証（認められること）や富は、
迫る死を目の前にして
色あせていき、何も意味をなさなくなっている。
この暗闇の中で、生命維持装置の
グリーンのライトが点滅するのを見つめ、
機械的な音が耳に聞こえてくる。
神の息を感じる。死がだんだんと近づいている。。。。
今やっと理解したことがある。
人生において十分にやっていけるだけの
富を積み上げた後は、富とは関係のない
他のことを追い求めた方が良い。
もっと大切な何か他のこと。
それは、人間関係や、芸術や、
または若い頃からの夢かもしれない。
終わりを知らない富の追求は、
人を歪ませてしまう。私のようにね。
神は、誰もの心の中に、
富みによってもたらされた幻想ではなく、
愛を感じさせるための「感覚」
というものを与えてくださった。
私が勝ち得た富は、（私が死ぬ時に）
一緒に持っていけるものではない。
私が持っていける物は、愛情にあふれた思い出だけだ。
これこそが本当の豊かさであり、
あなたとずっと一緒にいてくれるもの、
あなたに力をあたえてくれるもの
あなたの道を照らしてくれるものだ。
愛とは、何千マイルも超えて旅をする。
人生には限界はない。
行きたいところに行きなさい。
望むところまで高峰を登りなさい。
全てはあなたの心の中にある、
全てはあなたの手の中にあるのだから
世の中で、一番犠牲を払うことになる
「ベッド」は、何か知っているかい？
シックベッド(病床）だよ。
あなたのために、ドライバーを誰か雇うこともできる。
お金を作ってもらうことも出来る。
だけれど、あなたの代わりに病気になってくれる人は見つけることは出来ない。
物質的な物はなくなっても、また見つけられる。
しかし、一つだけ、なくなってしまっては、
再度見つけられない物がある。
人生だよ。
命だよ。
手術室に入る時、その病人は、まだ読み終えてない本が１冊あったことに気付くんだ。
「健康な生活を送る本」
あなたの人生がどのようなステージにあったとしても、誰もが、いつか、人生の幕を閉じる日がやってくる。
あなたの家族のために愛情を大切にしてください。
あなたのパートーナーのために、
あなたの友人のために。
そして自分を丁寧に扱ってあげてください。
他の人を大切にしてください。
ジョブズの同会に示された、
周りが求めることをやっていたら、
もっと違う最期を
迎えていたかもしれません・・・
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
よろしくお願いします。