帰国日にしていた日曜日、この日がツール・ド・台湾が台北市内からスタートする日でした。初日は市政府からのクリテリウムなので、スタート前から行って何周回かするのを見れるだろうと期待することに。 ツール・ド・台湾の時期なのは頭の隅にありましたが、無理かな~と意識の外に置いていましたがWさんのおかげで再計画できました。

 

 

台北市の中心には有名な101高層ビルや行政関係の建物、外資系の企業などなどが集中しています。ビジネス街なので日曜日はコントロールしやすいのと市内のど真ん中を通る道路を封鎖しての開催なのでレイアウトも容易なのかもしれませんが、とはいえすごい規模での開催です。

 

 

UCI公認レース クラス2.1になります。 クラス分けはちょっとわかりにくいのですが、

 

クラス1.2 は 1Dayレース/クラス2

クラス2.1 はステージレース/クラス1

 

を示しています。ステージレースだと日数に関わらず、最初の数字は2になります。日本で開催されるツアーオブジャパンとツールド九州も2.1です。 ツール・ド・台湾も2.1です。クラス2.1のレースも年々ハイレベルになっています。

 

選手のバイクの写真をコメントを付けながらピックアップしてみます。今回のブログの写真はNさん撮影、Wさん撮影の写真もお借りして掲載します。

 

 

HRINKOWバイクとそのチームです。オーストリアのバイクブランドでした。今まで知りませんでしたがシュッとしたシルエットと完全内装にこだわりすぎていないアッセンブルがプロらしさを逆に際立たせていました。

 

 

ハンドルパーツのスポンサーはKALLOY系のようでしたが、超ロングステムが必要な選手にはロゴを隠して使用。これはわりとどのチームもやります。

 

TRIPEAKのビッグプーリーを使用しています

 

ホイールはNOVATEC タイヤ周りはチューブレスのコルサコントロールもしくはコルサですが、プロではなく旧モデルの28Cでした。実質太さは少し太めになりますね。

 

ローターはXLCというブランドのもの がっつり焼きが入っていて、さらにクリーンな状態になっています。このレースでは結構パッドやローターブランドがシマノやスラムと異なるチームがあったように感じました

 

これはたしかビクトリアスポーツチームのターマック。シマノデュラのC50に、タイヤはP-ZEROのクリンチャーで統一されていました。

 

機材が全員で統一されていないチームもあります このチームはアンダー23を中心としているエストニアのチームでした。帰国後に調べたらマネージャーはヤン・キルシプーだそうです。マイヨジョーヌを着用したこともある闘争心剥き出しタイプの選手でした。

 

国や選手が連動したU23の選手がこうしてレースに参戦していることを知ると学ぶべき点、知るべき点がたくさんあったのかもしれません。機材はバラバラでしたがレースに挑む準備がどのバイクにもされているように見えました。

 

ワイドタイヤ&リム化で低圧ハイボリュームになってきていますから、こういうポンプも持っているチーム増えましたね。一気に大量には入らないのでチューブレスの上がりにくいビードを一発でっていうのは向かないと思います。

 

 

 

 

ブルゴスBHの選手のバイクはBHのウルトラライト 特徴的なフォークデザインのバイクです。コンポーネントは12Sアルテグラでしたが、クランクなどはFSAです。ハンドル位置を下げるためにKFXステムを使用していました。

 

このチーム以外もハンドルバーもエアロ形状を選ぶ選手もいれば、オーソドックスなハンドルを選ぶ選手もいましたね

 

 

 

日本でも流通しているPOLYGON たぶんヘリオスですかね。奇抜な形状ではないけどシュッとまとまっています。インドネシアのバイクブランドですが、エアロでも比較的軽量で価格も抑えられているバイクが多いです。 

 

 

コラテックにURSUSのホイール。URSUSのホイールもマニアックで好きですね~

 

 

非常に多くの選手のコンポーネントが12速アルテグラでした。もちろんデュラエースのチームもありますが、全体としては圧倒的にアルテグラが多いです。実際、それだけのレベルに十二分に応えるスペックがアルテグラにはあります。

 

かといって競技者以外がデュラを使うのが間違いなわけではありません。金属加工の粋や軽量さのアドバンテージを目的達成のために選ぶ人にデュラエースの魅力は輝きます。とはいえ、機材の進歩が大きく進んだことでアルテグラが実戦投入の中心になっているのも事実です。

 

 

 

KERN PHARMAは最新のPROPEとそして発表されたばかりの新型TCRを駆り積極的なレースをしました。ホイールセットはCADEX 50ULTRA

 

ケーブル内装化された最新TCR

 

スペアバイクのTCRは前世代モデル

 

 

こちらも大活躍したチーム右京のFACTOR シンプルだけどめちゃかっこいい

 

フォークの肩のところに模様みたく見えるのはビカビカに磨き上げられてるからなんかが映り込んだだけだと思いますw

 

 

 

 

全日本チャンピオンの山本大喜選手のチャンピオンジャージとスペシャルヘルメットとシューズはめっちゃかっこよかったです。総合首位が入れ替わる今回のレースで小石選手が総合2位となりましたが、KERNやイスラエルプレミアテックなどの強豪欧州チームとしのぎを削っての大戦果。チーム総合首位など春先から大きな成績を獲得されてましたね。

 

BMCのSLR01 市販カラーリングのホイールアッセンブル違い BEYKOZはトルコのチームだったかな

 

 

アルテグラコンポにクランクはデュラ パワーメーターはGARMIN RALLY

なんだけど、、、なんでこんなここだけガリガリなんだろうかw

ギア板とかをこのレースに合わせるために急遽入れ換えたりしたのかな

 

DARE のバイク DT SWISSのホイールとMAXXISタイヤ

チャイニーズ・タイペイ代表チームのルー・シャオシュアンのバイクだと思います

日本のレースにも来る選手ですね

 

PSBのローターとパッド 放熱板がデカいですね

 

反対側からだけどTRIPEAKのビッグプーリーにはエアロカバー付

 

コックピットはDEDAのSUPERBOXとSUPERZERO

 

POLTIのAURUM

 

ENVEステム/ハンドル ケーブルは自由度の高い穴にすっと入っていくスタイル

 

 

 

出したい写真が多いなw 続きますw 最終回になるなる詐欺w