前回↑

 

と、いうわけでショーでみたものに戻りますが 目玉商品って言ったら GIANT TCRっすね

 

 

僕ね、最初のTCR買ってるんですよ。今でも、あれはホントに買ってよかったなって思ってて、今のバイクと比べたら剛性とか全然だけど、当時は「うわ、これメチャクチャ体の下でバイクが反応してくれるし軽い!」って感激したのが理由のひとつ。

 

もうひとつは、もう今さらだからどうでもいいんだけど、”僕TCR買います~”ってなったら周囲のパイセンにはちょっと小馬鹿にされたんすよねw ホリゾンタルフレーム全盛、欧州ビルダーブランド全盛だったし、俺もまだまだ腕も知識もペーペーだったし、いじりやすかったのかなw まぁ~わかるんだけど、イメージだけで知識や体験を伴わない批判とかあるんやな~まぢ▲✗◯☆✗✗やなって。

 

でも、自分はTCR衝撃的にすごく良いって思ったし、この世界で飯食っていくなら ここは、「あーそーすか!俺の働いた金で俺の感じたもん買うんで押し通らせて下さいなっ」 て思って、自分の感覚を大切にしよう、良いものをもっといっぱい見つけていこうって初期衝動とリンクしてるんすよね はははw (ほんとはめっちゃオコだったけど、そういじられるんのも俺の未熟だよなまだヨエーなって)

 

実際、この今では当たり前のスローピングフレームに当初UCIが規制をかけそうになったとも言われてるんですよ。信じられないでしょ? いろんなことが塗り替わりながら進歩してるんすね。

 

まぁ 今の若者のいうところの機材マウントとかなんちゃらマウント~みたいなもんは25年前でも30年前でもずっとあるんよね。 GIANT TCRっていうのは、見えない壁を越えてきたバイクそのものっていうのはあると思うんすよ。どんなバイクにも物語はあるんです。 まぁ、とにかく、 自分に楽しく、人に優しく自転車を楽しみましょうよって話っすよw マウントすんのは山だけにしとけってことすねw

 

↑これとか

 

 

https://www.cyclist.co.uk/in-depth/bike-history-giant-tcr

↑これなんかは最新のTCRまで網羅した記事ですね

 

 

↑サイスポ中島編集長の速報もさすがTCRの歴史を外さない解説

 

 

↑こっちも

 

1997年に登場した初代TCRが翌年、めちゃくちゃ名門チームであるONCEと契約したって発表したのもド級のニュースでしたね(99年から供給)。その後、T-モバイル ラボバンク ハイロード コロンビア アルペシン サンウェブ CCC バイクエクスチェンジ ジェイコ・アルウラー などなどかな。 解説で有名な栗村さんがムロズで乗ってたのも初代TCRとかでしたね、かっこよかった!

 

名だたるトップチームとGIANT TCRっていうのはリンクしてきたわけですね。そして、遂に10世代目!!

 

 

PROPEL,DEFYのフル内装化が先行したので、全内装化は既定路線だったわけですが、相当プロペルに寄せるのか、TCRらしさを残すのか、、、空力は当然無視できない要素であるにしても着地点が読めない~前作(GEN9)がケーブル外出しとはいえ非常に完成度の高いバイクだったのでどうなるかな~と思ってました。

 

 

ダウンチューブをバリバリのカムテイルにするのかと思いきや、そうでもない?でも前作(GEN9)のフロントフォーク形状になってからも見た目以上に空力は悪くないんですよね。レースの高速巡航では当然プロペル有利ですが、フレームの軽さ活かしてリムハイト高くするとかで幅の広い構成いけそうです。

 

 

 

 

カーボンシートのカッティングをロングスパンにすることで必要ピース数を減らしたとのこと。スペシャのエートスがその先駆けだと思いますが、やはりGIANTもって感じすね

 

ISPスタイルの採用ブランドもいよいよ少ないですが、GIANTは調整幅もあるしメリットは大きいと思います。

 

 

 

 

チェーンステイとシートステイの中心軸線と意図的にずらされているアクスル中心

 

ホイールの回転と下からの突き上げに対して、横ブレせずに縦方向の振動吸収を高める意図があるそうです。

 

BB集合部 剛性高そうなのは当然だけど、なんか跳ね返し少なそうな配置(^^

 

ステム下にクリーンに配置されるホース。コラム調整し易いすね。

 

 

 

TCRのカーボンフットプリントデータを公開していました。 Co2排出量274キログラムって見ると デカッ! ってなりそうですが、これ、作って 運んで 乗って 廃棄するまでの想定なんすよね。 この270キログラムって自動車がどんぐらい走ったら同等になるのか調べたら、う~んはっきりした数字拾えないんすよね。 でも自動車で 140グラム/km って書いてあったりするから自動車2000キロ走行分で TCRのフルサイクルってことなんですかね??? 難しいなぁ、、、 まぁ、どう考えてもエコな部類に入るってのもありますがGIANTはやはり大企業ですから環境緑化やSDGsへの企業参加も熱心です。

 

欧州への輸出にはカーボンフットプリントに応じた課税がなされると言われてますし、無視できない項目ですね

 

こちらはプロペル 登れるエアロロードとして積極的な実戦投入がなされています。

フェリックス エンゲルハートは昨年のジャパンカップで2位になりましたね

 

LIV版のプロペルは ENVILIV というモデル名になります

 

ZIGART URSKAはENVILIVよりはLANGMAに乗ってるイメージでしたが、ENVILIVも供給されているんですね。プロなら当然ですが。

 

グラフィックのきれいなLIV

 

こちらはDEFY 高い完成度で日本でもすでに品薄です

 

 

CADEXホイール 高い評価を集めていますね

 

 

 

 

同じくCADEXのコックピット

 

 

という感じで僕の昔話も入っちゃいましたけどGIANT 新型TCRでした。もう商品展開始まっているのでご興味ある方はお声かけて下さい。第9世代も特価に出来ますし狙い目かもしれないすよ