サイクルパーツ合同展示会に行ってきました。この展示会は2016年から開催されている販売店や関係者向けのいわゆるビジネスショーです。浅草でやってくれるから、朝まで残業しても自転車でキコキコ行けるから有難み~
展示会の音頭取りをしてくれているのは野口商会さんなのかな、たしか。野口さんといえば、今年120周年だそうです。おめでとうございます。
関東大震災と戦時の空襲で社屋が二回無くなっているのに、すごい情熱です。こういう会社が日本にあってくれるのはありがたいっすね。120周年記念サイト見て、ほぇ~ってなった
リスペクトをこめてリンク貼っときます ↓
チャリで来たw が、花粉症がさらに悪化しただけでした。ぐすん。
疲れた顔してるってミンナに言われたけど、一番は花粉症です。
4ミリしかない目の開きが2ミリになってます....
全部のブースにご挨拶できるわけもなく、挨拶したいところは混雑していて、、、というかんじでしたが、見てきたもののなかで早々に取り扱いを検討していきたいものなどから、いくつかピックアップしますと、、、
1️⃣話題の中心 WHEELTOP ワイヤレス電動シフトシステム
7~13段までをフォローする電動変速システム。バッテリーは取り外しできないので、直接充電コネクターを当てる感じ。パワメの充電も線を引っ張ってこなきゃいけないし、シマノもそうだし、別に苦になる要素は充電にはなさそう。
ちゃんと技適を取ってから販売してくれるのも有り難い。”技適なんていらないじゃん”とかいってるとあらゆるものが野良無線機器になって危ないから、ちゃんとしないと。俺の脳内に響く毒電波を混信させないためにも技適大事w
リアメカは大きいけど無理な小型化でリンク部位が貧弱になるよりは全然いいと思います。
大手メーカー以外のメカは、MTBとかグラベル用からどんどん良くなってきているけど、”それなりに大きいものをちゃんと仕上げていってる” ところから完成度は高いように感じます。その点でも、実物はしっかり見えました。
ロードリアメカの充電位置は裏よりかな。こんなん、表にすれば汚れる傷つくってなるし、裏にすれば充電しにくいになるし、上にしたら水入らないか心配されるし、下にしたら汚れと場所わかんないって言われるから、まぁ、どこでもそれなりにしっかりしてたら良いですw(雑)
フロントメカ。バッテリーもあるから大ぶりですが、こちらも変な小型化がなくていい感じ。プレートと挟むカーブワッシャーになる部分はフレームのFD台座によってはもうちょい大きいもんに代えたほうがいい場合もあるのかな。でも十分。
https://twitter.com/wheeltopjapan
情報はホダカさんところから細かく発信されていますね。これを期にホダカさんと弊社もお取引させてもらう予定。バイクの方も。
ディスクブレーキレバー右
2ボタン。クリック感は強め。ボタン表面のボコボコとギザギザを代えてあるから指先にわかりやすい。ハンドルに付いていない状態で触ると、硬いかなって思うけど実装着すれば問題ないですね。とはいえ、シマノとかよりは硬さが前に来る感じ。そこは大きい各メーカーさんうまいところ。とはいえガタついたチープさはないですね。
ディスクブレーキレバー左
左は1ボタン。大きめでこちらも良い感じ。油圧のブリフターレバーにはリーチアジャストボルトあり、フリーストローク調整ボルトはないみたい。
ただフリーストロークはシマノもデュラとアルテだけなので無い事自体は問題ないかなと。
油圧ブリフターを手に取った写真
私は手が細いけどでかいほうなのでレバーサイズはいつも気にならないタイプなのです。なので、試すときには本当にいつも気をつけてチェックするようにしてます。油圧ブリフターは良い大きさかなって思いました。
左が油圧 右がケーブル式
ケーブル式のほうがレバーが直線的なのとアジャストボルトが無い点はミンナに言われてて、まぁ、確かになって思いました。手の小さい方にはあと少しの距離が詰まってほしい感じはあるかも。どうして、そこを拾えなかったのかはちょっと残念。
肝心の変速性能は、フロントメカはややゆっくり目。ただ、早ければ良いのかっていうと 7~13段まで対応させることを考えれば、それだけ様々なチェーンリングにも対応することになるわけなので、 ”ヒュンヒュン!速いけど、メカが負けて上がらない” とかよりは全然いいと思う。ソコのエッジな性能にこだわるなら、EDSじゃないでしょってハナシ。 出来ることと抑制しておくべきところの仕分けが出来ているところは好印象でした。
リアメカも同様。というか、気にしようとすれば気にできる感じ。高級コンポと同じ速さを無理くりぶち込まれても、部品が負けるなら意味ないわけで。これも出来ることとそうすべきでないことを整理されてるなって感じ。
これはケーブル式のレバーのフェース面
キャリパーはシマノ的ロードブレーキパッド互換、オイルはミネラルオイルでホースとジョイント構造はスラム的なインサート部品とのこと。キャリパーのガワの造形はちょっと荒いけど、価格考えたらまぁ、こんくらいかと。ディンプルはかっこいいスネ!(^^)p
価格は、、、
- 油圧ディスクブレーキモデル 概要
- 内容物 ブリフター※/FD/RD/ブレーキキャリパー/充電ケーブル
- カーボンレバー仕様 TX-RA7000 / 128,700円(税込)
- アルミレバー仕様 TX-RA7100 / 121,000円(税込)
- ワイヤーブレーキモデル 概要
- 内容物 ブリフター※/FD/RD/充電ケーブル
- カーボンレバー仕様 TX-RA6000 / 110,000円(税込)
- アルミレバー仕様 TX-RA6100 / 102,300円(税込)
【リーチアジャスト機能について】
— WHEELTOP JAPAN (@wheeltopjapan) January 17, 2024
現在はリーチアジャスト機能がないワイヤーブレーキ用のST-RA6000-A/ST-RA6100-Aですが、本国に報告したところ前向きに改良を検討すると言っています。(というかすでに動き始めているようです)
進展があり次第ご案内致します。 https://t.co/JB3VFWYlDE
これも期待大ですね