ラスト1在庫あります。OSPW R9250/R8150 対応のピンク!

 

ビッグプーリーシステムにはメリットもデメリットもあるとは思いますが、瞬発的な状況でない限り回転抵抗の軽減というメリットは感じやすいと思います。ビッグプーリーに懐疑的な方でも今の変速機に10Tのプーリーを入れようとは思わないはず。スプリンターや変速バチッと決めた瞬間にガッと踏み込む人には好きじゃない人も多いのかなとは思っています。好みです。

 

問題点の多くは、 1.変速反応が悪くなる 2.チェーンラインが斜めになる場合などの場合の抵抗が本当に軽減されているのか 3.値段が高い になるかもしれません。

 

変速反応に関しては、純正変速機の設計内容が最適値と考えれば起こりうる要素と見るべきですが、俊敏な電動変速が普及した昨今、体感としての影響は出にくいと思います。

 

チェーンラインが斜めになった場合の問題点ですが、これは2パターンに分けて考えるべきです。ビッグプーリーを採用した商品はプーリーのサイズとベアリングの回転に目を奪われがちですが、実のところ重要性が高いのはプレートの剛性と設計内容です。

 

1.セラミックスピードと同程度のサイズ設計でケージプレートのカーボン素材が柔らかくねじれに負けているものはチェーンラインが斜めになっている場合に回転性能が低下します。酷いものだと上下のプーリーがねじれた状態になり、ビッグプーリーのメリットを完全消失してしまうようなものもあります。セラミックスピードのOSPWは全体剛性の高さがダントツです。

 

2.ねじれに対してのマージンを設計に組み入れている良作は、新しい世代のカーボンドライジャパン商品(SV)だと思います。チェーンラインが斜めになった状態でもプーリーの摺動抵抗の悪化が少ないです。 ただサイズ的に大きいこともあり、連続的な変速動作(一気に何段か下げる)などの際の反応感は若干の揺れがあるかもしれませんが、下げて下げて上げるみたいなおかしな動作出ない限りメリットのほうが大きいです。こちらもおすすめできる商品です。

 

いくつかのブランドからはガイドプレートを簡略化したものが出ていますが、ハンガーの向きとかチェーンのコンディションに問題が出た場合に、ガッツリ脱落するのが判断に困るところですね。回転は良さげなものが多いんだけど。その手のタイプはSRAMのUDHとかとの相性が良さげです。

 

3.値段が高いのはまぁ、そうっすね。高いっす。もうこれは、どうにも出来なくてすいませんとしか、、、

 

 

まぁ、それはそれとして今日書きたかったのは、

 

ピンクのラス1がありますよ!

 

ということだけですw

 

あとは、セラミックスピードはバリバリに偽物が多いので、代理店はさっさと資料整えて税関に情報提供しなさいよって話を去年からずっとしてます。今は個人輸入でも税関で没収されるようになりましたしね。

 

 

 

白はあと数個問屋さんにもあるようです。セラコートという摩耗に強い塗装を施されています。