増えてくるオーバーホールやカスタムなどの際に、自分的にいっちばん役に立ってくれている道具がボイスレコーダーっす。取材時にライターさんや編集さんたちが常に使っているのを参考に、何年か前から使い始めました。

 

ある程度、作業方針をお客様と相談したあとで ババババッと吹き込んだりしています。未来への自分へのメモですな。時々、ひとりで自転車に話しかけているおじさんになっているふうに見えるらしく、愛車を預けた直後のお客様が不安にならないように吹き込みのタイミングを気をつけたりしています。たぶん。

 

自分の声って変に聞こえるっすよね、、、 まぁ、それが自分の声なんで、なんともどうにも出来ないんですが、、、俺、イントネーションも変だし、、、

 

作業前に再確認して、聴き直すと、 ハァ、、、へんな声としゃべりやな って思います。

 

たまに録音する気なしにスイッチ入ってしまって、普通に笑いながら話してたりするのが録音されてるんですが、、、 「いや~ 人類か自転車選べ~とかってなったら、僕めっちゃ秒速で自転車ってなるんで、バチバチにパブリック・エネミーすよ~ な~ははははは!」 みたいなん録音されてるときは、自分で うわ~ドン引き、、、ってなりました。まぁ、しゃあないっすね☆

 

ICレコーダーほどの頻度では出番ないですが、導入してから役に立ってるもののひとつに 足の骨の模型があります。靴のフィッティングやインソールのフィッティングにおいて、自分の頭にモヤモヤしたものを骨の模型を弄くりながら考えると、繋がって理解できる→説明や判断につながる みたいなことが増えました。なかなかに文章化しきれないところなんですが、靴やインソールにはもっと時間とコストをかけていただきたいというのが根底にあって、そのための補助に買いましたが、役に立っています。

 

僕はトレーナーでもコーチでもないですから、自らの領分を超えたアドバイスをすることはしません。でも知らないことを減らしながら、知らないことを増やしていきたいし、自分の商売の領分に踏み入る前に、自分が自転車めっちゃ好きで仕事している人でありたいと思ってます。 まぁ、声としゃべりは変やけどw