シクロワイヤードインプレッションに店長錦織登場させていただきました。今回はANCHORのRS-8です。

 

写真はシクロワイヤードより 以下よりリンク

https://www.cyclowired.jp/news/node/257328

 

私はインプレッションに参加させていただく時は、ポジティブな気持ちで走り、①パーツに引き摺られすぎない ②自分の好みに引き摺られすぎない ③勝手にヒャッハーして行方不明にならない(過去2度の前科が有る) という気持ちと、このバイクが自分のバイクだったらという気持ちで感じるようにしています。

 

そして、毎回、「写真が店長とは思えないんだけど加工?」とお客様から言われますが、これはひとえにカメラマンである編集長のおかげです。「いや、モデルが悪いから加工もしてるよ」とか言われたらどうしよう、、、( ̄□ ̄;)まぢか~

 

さて、今回のANCHORは、、、 プロフォーマットによるフルモデルチェンジを果たしたRS-8なんですが、、、

 

アンカーはもっとプロフォーマット

宣伝しなきゃ駄目だと思うよ。まぢで。

 

と思いました。メーカーカタログ以上に上記リンクの編集部解説がきめ細やかで、実際のバイクのイメージにつながると思います。むちゃくちゃよく走るんですよ。2018年モデルのアンカーの中でも、特にRS-8とRL-8はプライスパフォーマンス凄いと思います。

 

ホビーレースでかなり乗り込む人やクリテリウムレーサーにも好かれる味付けだと思うんですが、登り下りが好きな方にはおすすめですね。挙動がわかりやすく、フロントまわりにダルさが無く、特に下りは、狙ったところにビシュっ!と移動してくれる感触が、とても好感触でした。

 

それとインプレだとどうしても短時間での乗り味の評価になるんですが、RS-8って、練習量の多いライダーや輪行で峠をたくさん走りに行くようなライダーにとって、おそらく良心的な設計着地だと思うんです。

 

おそらくというのは、アンカーはやはり各モデルで 耐久性のパラメーター が高くて、カーボンフレームで起こりがちな ”あとちょっと軽くすると乗り味硬くもなるけど、耐久性はちょい下がるな” っていうポイントでは、わりと耐久性のほうを選択していると思うんですね。そこはインプレでの評価に出てこないパラメーターですね。

 

”コレ多分、重量あと一段落とせそうだけど、フレーム全体のタフネスのパラメーター下げてまではしたくないんだろうな~ さすがアンカーだな~ブレないな~” みたいに思うシーンは多いですね。ブランドとしてのブレの無さってのも、なかなか評価軸がないですから難しいんですが、アンカーはブレないですね。

 

(軽くするのと硬くなるが同時進行って言う部分がわかってもらいにくいかもしれないんですが、カーボンではわりと多く発生します。繊維グレードや方向性ゆえに)

 

テスト中は脳裏にちらちら上位モデルの影がちらつくんですが、冷静になって考えるとそれってかなり凄いことで、ややしっとり感じる場面は多いのですが、結局は上位モデルと比較してのこと。予算的な視野が上位モデルのRS-9であるなら迷わずそっちにするべきだし、決戦用ホイールまでコミコミで視野に入れての完成形態を計画するとRS-8は筆頭に上がってくるんじゃないでしょうか。

 

そういうのをひっくるめて、プロフォーマットというアンカーバイクなのだとすれば、やはり声高に宣伝したほうがいいと思ったりしちゃっりするわけですw