今、増えている?実はそれが要因だった・・・といわれる

オトナの愛着障害とは・・・なに?!

 

幼少期の特定の人物との深い絆スキンシップ=「愛着形成」

コミュニケーションや親からの愛情が要因ともされたりするのが

 

「愛着障害」

 

その愛着の形成は生後・・・

3か月を過ぎるといつも自分を世話してくれる養育者とそうでない人を

認識できるようになると言われていて、そこからの親からの愛情 赤ちゃん

 

特に生後約6カ月〜1歳半くらいが大事な時期とされています。

医学的には、その影響が出るのは5歳までに発症するとされていて。

要因として養育者との間の問題に・・・

・親の離婚・養育者のネグレクト・無視・無関心・養育者の頻繁な交替

・死別・離別・虐待・兄弟差別・極端な比較・厳格な躾け

・褒められるなどの体験の欠如など・・・様々にある。


子どもに起きる愛着障害は・・・
「反応性愛着障害」「脱抑制性対人交流障害」の2つに分類され
発達障害ADHD(注意欠如・多動症)やASD(自閉症スペクトラム症)

似ている症状もあるため違いを見極めるには注意が必要。

反応性愛着障害は人に頼ることが苦手
自閉症スペクトラムとも似ている症状がある
苦しくて助けが必要な場合にも親に対し助けを求める努力ができない
 

特徴として

・警戒心が強い・人を避ける・人の言葉に深く傷つきやすい

・悪ふざけ→ふいに痛がったりなど試すような行動をとる

・髪の毛や皮膚をかきむしるなどの自傷行為がみられる

・すぐに嘘をつく・体が小さい子供が多い・体が弱くすぐに風邪をひく

・食べる量が少ない・イライラしやすい・怯えることが多い

・ちょっとしたことで酷く落ち込む・謝ることができない・自己評価が低

・自分にはできないと諦める・チャレンジしない・攻撃的になる

・喜びや悲しみの反応が乏しい・嫌われないかいつもびくびくしてる


逆に脱抑制性愛着障害のある子は初対面の人にも人見知りしない
無差別に甘え、べったり抱きついたり、なれなれしい言動に出ることも

注意を引く為に誰にでも親しげにするが仲間などとの協調はできない

人から慰めてもらおうとすることは正常に出来るが、相手を選ばない

特徴として・・・

・誰にでもしがみつく・知らない人に対して態度を調節できない

・注意を引くために大げさな態度や表現をする・落ち着きがない

・感情を不釣り合いに表現する・なれなれしい・空気を読めない行動

・そぐわしくない言動・乱暴な行動をしばしば行う・過度にわがまま

・謝ることが出来ない・強情で意地っ張り・すぐに嘘をつくなど


愛着障害のある人は両極端になってしまう傾向があるといわれ

子どもの愛着障害は保育や教育など認識や普及がしつつありますが
大人の愛着障害に関する研究は発展途上だったりもするようです。

大人になってからの人間関係の形成に

大きく関わっていると言われている愛着障害ですが

 

医学的には病気として今はまだ扱われていなくて、

心理学とかでも様々な考え方があったりするとのことです。

 

遺伝的な要素・10代20代以降の生活環境によっても

変化していくものとも考えられていて

一生変わらないというわけではないといわれてます。

 

大人の愛着障害は研究も少なくハッキリとした定義などが

いままだないらしいのですが・・・

色々と調べてみました。

 

成長していくうえでの人格形成や心の持ちようなどにおいても

幼少期の愛情が影響を与える大きな要因になることがあると言われ

 

 

大人になって自分の情緒や人間関係を築くことが上手くいかないその

原因が愛着障害であるという自覚が少ないことも多くあるそうです。

 

特徴として

・傷つきやすい・過去の失敗や恐怖を極度に引きずる
・怒りを感じると建設的な話し合いができない
・過去にとらわれがち・過剰反応してしまう
・0か100かで捉えてしまう・意地っ張り

・苦手な部分もあるけど良いところもあるなど折り合いがつけられない

・親などの養育者に対して敵意や恨みを強く持っている

・または過度に従順になったり・親の顔をうかがう
・親の期待に応えられない自分をひどく責める
・人とほどよい距離がとれない
・恋人や配偶者、また自身の子どもをどう愛すればいいかわからない

・キャリア選択がうまくできない

・時間をかけた割に、少ない見聞や情報で安易に決めてしまう
・自分の選択に対する満足度が低い

・アイデンティティーが定まらない

 

あなたはどのくらい当てはまったでしょうか?

 

 

以前にも依存や愛着に関して少し取り上げています・・・過去ブログ

https://ameblo.jp/fortuna385/entry-12586971650.html

 

 

 

人には大きく分けて4つのパターンがあるとされていて

 

「安定型」フランクな関係が保て、親密で温かい関係を築こうとする。

信頼することが出来る。必要な時には人に相談たり頼ることができる


「不安型」

相手に過度な期待を抱き。心にはいつも不安がある。愛情の飢餓感

依存、喪失への危機感を抱えている。本心を言えない。

他人からの評価を気にする。人にいつも気を使い。

自己アピールが苦手、自己嫌悪感が強い。

他人の顔色を常に気にする。人に合わせてしまう。

期待に反することがあると失望や怒り、嫌悪を抱きやすい。


「回避型」

人とベタベタするのが嫌または極端に苦手。縛られるのが嫌い。

四六時中一緒は苦痛重荷。依存しないし依存されたくない。

共感力が低く、情緒的な共感ができない。急に攻撃的になる。

深い関係を避ける傾向があり。相手と距離を置こうとするタイプ。

悩みを抱えた時、トラブルにあった時に葛藤や解決を避ける傾向。

困った時に打ち明けられない、人に助けてといえない。

援助を頼めない。責任がかかることや人とぶつかることを避ける。

 

「混乱型」(又は恐れ・回避型)不安型と回避型の両方を持っている

相手の反応に敏感・人を信じたいけど信じられない・自己矛盾・傷つく

疑り深い・被害者的認知に陥りやすい・本音や自己開示が苦手。

親しくなると猜疑心や独占欲が強くなる面がある。

 

他に・・・「未解決型」その名の通り

未解決な愛着に関する傷を引きずっていて特定の存在、親や元恋人

などのことを考えるだけで不安定になる。(他と併存することが多い)

大人の愛着障害とは・・・

対人関係の不器用さ・心の不安定さなどが極端にみられる、

そのため抑うつ気分に陥りやすかったり、適応障害も発症しやすい。

 

不安型は相手をコントロールしようとしたり拒否や混乱や振り回す等

行動や言動をとる傾向にある。依存的な関係を求めがち愛情を試す

 

回避型は他人に何かを期待しても得られないという経験から

自分の世界に没頭し人の目を避け目立たないようにしていたり、

取り繕って流すなど人と深く関わることを避ける傾向があります。

 

「混乱型」(又は恐れ・回避型)は相反する感情が混在していて複雑。

人に嫌われたくないという不安と対人関係を避ける。

人間嫌いでひきこもる。友人・職場の人間関係でストレスを感じやすく

そうした自己の感情の不安定さで自分自身に振り回されやすい。

 

 

 

恋愛においての特徴としては・・・

 

不安型は誰かと常にいないと不安で落ち着かない

セックスによって自分の存在価値や愛情を感じ確かめることを求める

愛が離れていると感じるほど強く肉体関係を持ちたい欲求を抱く。

他の相手に優しさや愛を感じると対象を変えることを簡単にする事も

 

回避型は人間関係に対してネガティブで面倒なものと考えているため

深い関係を持たないかわりに軽い関係を沢山持ちたい傾向にある

そのため人を利用したりすることもある。

自己愛的衝動から誰でもいいというセックスに至ることがある。

 

回避型の男性と不安型女性が付き合うパターンがあるのは

誰でもいいからセックスしたい × セックスで自分の不安をうめたい

というお互いの利点が合う為だったりしますが関係は長くは続かない

回避型愛着の男性にはエリートが多いとも言われています。

それは、物事を公平に判断し冷静沈着、感情に流されず淡々と自分

のやるべきことに集中し業務をする能力に長けているからだとも・・・

 

経営者・専門職(医療や司法)・技術者・研究者などに向いていると

され論理的に物事を運ぶことを好む特徴が生かされる職業だから。

 

混乱型(又は恐れ・回避型)は繋がりを求める気持ち拒絶する気持ち

相反する感情があるために自分の中で葛藤や混乱が起こりやすい。

だからこそ、恋愛は非常に重要な要素でもあるとされ、信頼できる

パートナーを作ることで心の安定につながり、拠所を得ることで心の

葛藤や生きづらさのストレスを軽減させることができる。

 

他のタイプよりも

信頼できるパートナーと長期の関係を築くことで

安定型に変化しやすいと言われ早く改善する可能性も高くなる。

 

 

愛着スタイル診断テスト

https://attachmentstyletest.web.fc2.com/

 

克服・改善・治すには・・・

どんなタイプの愛着型でも克服方法は変わらないといわれてて。

「不安・心配・無力感・苦しみ」

そう言った自分の愛着を受け入れて一緒に感じてもらうことが必要で

これを理解してくれる人が安全基地の存在となり克服への第一歩に。

 

愛着障害は

情動と理性のどちらかに認知の偏りが生じている状態だということ。

 

認知の偏りを戻すには、「振り返り力」を高める必要があり

事実を冷静に客観的に受け止め過剰な反応をすることなく対処する

 

思い込みや自分の欲求を感情のままに表に出すのではなく

相手と自分の両方を客観的に内省し共感する感性を養うことで安定

 

それは・・・

自分が信頼し安心できる相手に共感的な対応をしてもらう事で育つ

つまり、恐れず人を受け入れ信頼することが必要になる。

 

心理的に安心できる「人」や「場所」

自分は守られ、安心していられる、と心から思える居場所を確保する

 

ありのままの自分を話せる人や信頼できる人。

好きな音楽や本の世界などで良い。

職場などで対等な人間関係をつくることができる環境であったり。

自分の存在価値が認められるような環境に身を置くことも効果的です

また、理想の親のような存在に自分がなって後輩を指導するなど・・・

アイデンティティの確立・自信を持つことにつながることが結果的に

愛着障害が改善していく可能性があるとも言われています。

 

心療内科やカウンセリングという方法も勿論ありますが・・・

 

幼少時に満たされなかったことを心の奥深くで引きずっているため

その時の傷ついた心や満たされなかった気持ち、寂しさ辛さなどの

これらをゆっくりと長期的に補っていくのが理想的とされています。

 

愛着を安定型にするには

長期の信頼関係の中で育んで改善するものと言われています。

 

なので・・・恋をし、愛してくれる人に勇気を出して

自分は愛着障害があること、そのことで対人関係に悩みがあること

幼少のことや、反応、感覚の違いや衝動や感情などを打ち明けて、

手をさしのべてもらうことが、改善の何よりの近道であり、

人生において本当の意味で幸せになれる方法なのかもしれません。

 

うつ病・適応障害・不安障害・依存性・回避性・境界性パーソナリティー

その心の根底に愛着障害が潜んでいることがよくみられるとも言われ

 

その根本に「愛着障害」がある場合は

そこを克服しないと治すことは難しいと言われています。

 

現代において、正しい愛情を受けていない幼少期を過ごした人も多く

愛着コミュニケーションに悩む人は増えていますよね。

 

そんな私も・・・

多分、混乱型(又は恐れ・回避型)傾向だと思われます w

徐々に和らいではいますが・・・まだまだ癒し許しが足りていません

ぐすん

私自身は今はフォースメゾットを使って自分に愛を送る日々です。

怠け者なのでちゃんとできませんがそんな私も愛してます w

 

 

自分はどんな人となら合うのだろう?そう感じたらこちら過去ブログ

https://ameblo.jp/fortuna385/entry-12587232697.html

 

以前にも何回かおススメしているのですが・・・
セルフコンパッション自己肯定感を高めてあげること プラス
マインドフルネスの瞑想を取り入れることで、呼吸とともに

感情や頭を沈めクリアにすることが徐々に可能になっていきます。

心に湧き上がる感情や思考を自分で整理できるようになっていきます

 

自分の感情、コミュニケーション、対人関係、恋愛などの問題

 

自己の愛着に問題を抱え障害と感じ、愛着に関して悩む方々が

他者との距離感にストレスや不安を感じることなく人生を歩めることを

一日も早くその障害を克服してストレスフリーになれるよう願います。

 

あるがままナチュラルに人と向き合い穏やかな愛を育めますように

そして他者と心地よい共栄共存ができる日々となりますよう

祈りを込めて アップ

 

 

 

 

ではまたぁ~次回をお楽しみにぃ~音譜