子供向けプログラムというと、
『自分の体の仕組みを知ろう』とか、『おうちの人にやってあげるケア』
のような、体験型学習のようなご依頼が多いのですが、
一番必要な教育は、そこじゃないってお話を つい、熱く語ってしまいました。
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日本の自殺数は ２０１６年度
『２４，０２５人』
いたそうです。
平成21年以降低下が続いており、平成27年も前年より低下した といっても、
これって すごく悲しい人数だと感じます。
日本には年間15万人ほどの変死者がいて
自殺、他殺あるいは事故死のいずれか不明のときは 自殺以外で処理しており、
死亡診断書等について作成者から自殺の旨訂正報告がない場合は、
自殺に計上していません。遺書がないものも、自殺以外で処理するそうです。
WHOの定義だと、死因不明者の半分を自殺者としてカウントするので、
本来公表すべき自殺者数は11万人ということで、
これは実に他の先進諸国の10倍です。
特に男女とも、15歳から34歳の若年層では死因のトップが自殺。
先進国の中で嬉しくないトップですし、Ｇ７の中で、
若年層の死因で自殺が第１位なのは日本だけなのです。
他国では死因第1位は不慮の事故で、自殺は2位か3位ですし
2位の国でも死亡率が20％を超えてはいません。
自殺者が減ったといっても、この数値は明らかに異常です。
女性は15から34歳までは自殺が1位、
35歳以降は悪性新生物（＝ガン）が死因第1位に変わるのですが、
男性はなんと15歳から44歳までの死因トップが自殺。
1990年には20％だった非正規雇用者が、昨年２０１５年１１月の発表では40％を超えたという。（総務省「労働力調査」）
たった25年間で、実に倍増です。
そして、勤労者全体の41％の世帯が年収300万円以下という
経済的理由が自殺の大きな原因になっている事もあるでしょう。
私も親戚に自死者がいますし、
本当にいろいろな事情がある問題ですから、そう簡単に語れるテーマではありません。
でも、やはり 現状に対する
『やりくりする力』
というか
『生き抜く力』
が足りないんだと 思います。
「一寸先は闇」と言いますが、
昨今、環境が いつの間にか≪闇≫になってしまっていた…という方もいらっしゃると思います。
私も、実家が差し押さえられた時は、
２日前という直前に、
「あさって、家が取られちゃうから、要るものは運び出しておけよ」
と、父から伝えられました。。。悲しんでる暇なんてなんです。
何かが起きたとき、
『タフな精神力』
というのか
『乗り越える力』
が本当に重要だと思っています。
そのために重要なのが
・自尊心
・考え方
といった、身一つになった時に備わる
精神心理面と、スキル(考え方の)
つまり、自分自身だ と思います。
それこそがつまり、私がいつも言っている、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
“どうやって”
“何を想い”
“どこを目指して”
生きているのか
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
という在り方であり、自分の本質です。
この点は、学校では教えてくれないし、
学びたくても、 テキストもマニュアルも無いと思います。
いろいろな学びをして、
自分で体験して、
生き方マニュアルがなくても、
『やりくりする力』
『生き抜く力』
を見つけていける力をつけていくことが重要と考えます。
そのような 教育や子育てが出来ていますか？
お勉強は出来ないより出来るほうがイイのでしょうが、
そんな力をつけていくことの方が、どれほど力強く生きていくことに有効か。
私は そこを大事にして、仕事も子育てもしています。
大人の方にも身につけて頂きたい力です。
そういう視点で私の情報を読んでいただくと
新しい気づきがあるかと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
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健幸美Laboフォルテュナ
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