マシンがグリッドに着き、スタートを待つ。
松永先生はいつも道り、グリッドにマシンを着けたらトイレに直行・・・この儀式はずっ~と変わらない。来る人来る人「松永は?」と質問攻め・・・。グリッドに並んでいる時ふと考えた。去年までは500kmのレースだったが、今年は400km・・スタートの時間が・・・いつもより1時間ほど遅い・・・。
チームの計画では、初参戦の岡村選手に、地獄を味わってもらう予定だったが、ど~やら松永先生が・・地獄を味わう時間帯となりそうだ。そして、真夏日の日差しの中スタートが切られた。今回の目標は、ポルシェ勢の中で頭を獲る事だったが、何と高木真一選手の乗るNo25のポルシェがZを押さえ3位を走行している・・。これはまずいな・・と考えている時・・・真一君・・脱落・・・何故かタイムが落ちている。後で聞いて話だが、Zを押さえて走っている時、縁石に乗った拍子にクールスーツのスイッチが切れ、それを壊れたと思い走行を続けたら・・・岡山名物の熱中症の一歩手前・・30周でダウン・・そんな中、20周目位から松永先生のシフトアップの時のテンポが遅くなる・・が、タイムはトップとほぼ同じペースで走り続けている。でも・・・俺は知っている・・あの暑さ・・苦しさ・・しかし、いつの間にか4位にあがり44周目ドライバー交代のピットイン・・。岡ちゃんへドライバーチェンジ
マシンを降りた松永先生・・・乗車前
乗車後
そして期待の星、世界の岡ちゃんがマシンに乗り込む・・。乗り込む前に、注意事項の確認を真面目に聞いてきた。
岡 「エンジンはいつかけていいんだ?」
俺 「ジャッキが降りてから、マシンがちゃ~んと地面についてからかけてね!」
と4回くらい教えた・・・・が!・・・やっちゃいました・・・ドライバー交代が終わり、給油が終わりの合図とともにば~ん!と威勢よくエンジンスタート・・・フロントタイヤも着いてなく、ジャッキアップしたままなのに・・・
一瞬何が起きたか解らず・・・「エンジンきって!!!」と言う声と同時にエンジンが止まる・・・まぁ~ペナルティ~にならずに済んだのは、岡ちゃんが、オフィシャルをひと睨みしたとかしないとか・・・。そして男岡村和義は灼熱地獄のコースにかっ飛んでいった。





