激しい雨が降り続けている。周りを見渡しても大粒の雨で、すべての景色が視界から消される。生ぬるい風とジメジメした雰囲気の中で体が腐っていく・・・。

思考回路は切断され、ただ空気を吸う生き物としての価値しか見出せない自分に腹が立ち、逃亡を決意し昨日決行した・・・。


と書くと何やらスリリングでカッコイイでしょ?ただ単に仕事で島根県津和野まで行ってきました。津和野といえば、内田康夫作「津和野殺人事件」で読んだ事くらいしかなく興味シンシンシンで行ってきた。内田康夫さんが書いている浅見光彦シリーズの中の一つではあるが、結構詳しく津和野について書いてあったが、随分前に読んだので忘れてしまっているのが事実だが・・。

本で読んだ津和野は、情緒があり、非常に美しく、女性も津和野美人という日本を代表する美しさといわれている・・とか、いわれないとか・・。

また、あの森鴎外の出生地でもある津和野。森鴎外というひとについて、知らない人もいると思うから説明しよう・・。

森鴎外 島根県 津和野で生まれる。あとは

ヤフーかグーグルで調べればすぐにわかります。

九州から中国道小郡インターで下りて走る事1時間半、津和野にはいる・・。

走っていると以外にも違和感がある・・・。事前に読んだ内田康夫さんの本では、すばらしく美しい!と書いてあったが何かが違う・・・いなかっぺの俺が、田舎に行っても悲しい事に「感動という感情」はまったくない・・・。いつも見ている風景とさほど変わらないからだ・・。都会の人は、「空気が綺麗とか、景色が綺麗」と感動するのだろう・・。ひとつ勉強になった事、「田舎者は田舎に行っても何も感動しない」ということ。田舎の皆さん旅行計画は田舎をはずしましょう!

しかし何とか稲荷神社は結構見ごたえがありました。




下界を見下ろすと



まあ・・俺のとこの裏の川とあまり変わらないようだが・・・。