夜の高速道路を走っていると、夜空に満天の星が視界に入ってくる。見る度に美しさと、宇宙の不思議を考えながらハンドルを握っている。数年前にロシアのスタッフと夏の夜の11時位に電話で話している時、「今から何をする?」と聞いた時「散歩します」とのこと??夜の11時に散歩なんてありえね~と思い文句を言った覚えがある。しかし、実際に自分が行ってみると、本当に夜の11時とは思えない位に明るく、町の人々は本当に散歩をしていた。ハバロスフクのシティーホール前の広場で、空を見上げ不思議な気持ちになっていた自分を思い出す。人間が住んでいる地上には、区切りがある。それが海であったり、国境であったり・・それがもとで、あちらこちらで紛争があり、多くの人々が死亡したり、家族と離れ離れになったりしている。

空には区切りが無い、厳密に言えばあるけど、それは人間が勝手に決めた境界であって、目に見える境界というものは無い。よく一つ屋根の下、とか、同じ釜の飯、と言う表現で、「仲間」ということを認識しあう人間・・もっと大きくみて「同じ空の下で・・」という考え方にならないものだろうか?。今俺が見ている美しい夜空を、きっと誰かが見上げていると思う。 美しい星空は俺を素直な気持ちにさせてくれる・・。





とかっこよく書いたが、乗ってる車がフェラーリとかだったらいいのだけど、90kmしかでないトラックなんで・・・