師走というのに今までのような高揚感が無い。道行く人の顔もどこかしら悲しげだ。

窓からみえる景色はいつも通りの風景だ。朝から、みの もんたさんが政治の事についてズバッと発言している。評論家達が難しげな顔で発言している。

政治問題・社会問題・殺人事件・抗争事件・内部告発・・明るい話は、星野JAPANが北京行きを決めた事。その昔日本という国は活気に溢れていた、やりがいのある仕事、達成感、使命感、それぞれの人がそれぞれの思いで仕事をし、助け合いながらやっていた。「俺がやらなきゃ、誰がやる!」という思いで・・しかし、週40時間労働基準法・や週休2日制導入・まして学校は「ゆとり教育」をスローガンに学生までもが週休2日になっていった。そしていつの日か「俺がやらなきゃ、だれか やる」という思いになっていった。無責任労働者が蔓延し始め、株価暴落、銀行神話の崩壊、教育の歪み、偽装問題・・すべての歯車が狂い始めている。 ふと世界の中の日本の地位を考えてみた。自動車業界ではトヨタが世界1位だが、アメリカ・ヨーロッパあたりでは、隣の国、韓国のヒュンダイ自動車の猛追をうけている。電機業界でも、韓国の三星の液晶の技術開発がすばらしいらしい。造船の技術も韓国に並ばれた。

あらゆる面で、隣の国、韓国に遅れをとっているように思える。もしかしたら中国にも追い越されたようだ。資源の無い国 日本、何をするにも輸入に頼り、お米さえも輸入米になってきている。バカみたいな国債の発行、30年国債を70近くの老人が購入する。愛国心のあらわれなのか?理解できない社会になりつつある日本、世界の中で日本という国はもう必要ないような気がするのは俺だけだろうか?・・・