相手が欲しがらないもの、自分が持っていないもの、を売る事ができて、一流の営業マンといえる・・・ってその昔、聞いたような記憶がある。

この言葉には、深い意味がある事に、最近きずいた。解釈の仕方で色々な事が見えてくる。やっぱり営業とか、商売とか、いかに自分を売り込むかって事が、第一なのか? 自分に置き換えてみると、確かにいいものだけど、売っている人が気に入らないと話も聞く気になれない・・性格が悪いのか?アナログな性格が邪魔しているのか・・欲しいけど、こいつからは買いたくない!って気持ちになる事が多々ある。

日本中デジタルに動き、人の性格までデジタルになっていく。インターネットが普及し、文字での取引で、人と人のふれあい、感情なんて見えてこない。

でも、「安けりゃいいさ・・」って気持ちを殺し、商品を買う。「ありがとうございます」

の文字が、やけに薄っぺらなものに見えてしまう。頭を下げて、お客さんを廻り、

仕事をもらう時代は、もう過去の産物として忘れ去られるのだろうか・・

買った商品を何年か後に見て、あの人はどうしているのだろうか?という気持ちも

無くなっていくのだろうか?物にも魂があった時代、今ではただの物としか見れなくなっている・・・


でも、俺らの仕事はまだまだ、泥水を飲み、頭を下げて、自分を売り込み、仕事をもらわなければいけない、時代遅れのやり方だけど、一番いい営業のやり方と思う。

もし、うちの円ちゃんが死んでも、今迄ふれあった人からはいつまでも、円ちゃんの事を思い出だしていると思う・・それくらい強烈な印象をあたえる営業マンだから・・


「自分を売り込む・・一番大事なこと、自分を売ることにより、その商品は数倍もの価値があがる・・・・」By 円田 公孝


    殺してごめんね・・円ちゃん・・もう少し生きていてね!