二日ほど放浪記を書いたけど、暑い国と寒い国、自由の国と共産主義大国、対照的な国だったが、国民の考え方も対照的だった。共通していた事は、国民が生きる事に、もの凄くハングリーな精神で過ごしていた事、当時の日本はバブル景気で、「金さえあればどんな事も手に入れられる」状態で、国民のほとんどが、幻の中に生きている様に俺には見えた。当時は夢=金みたいだった。

育った環境は様々だけど、本来人間生まれた時に持っている、根本的な思想は同じである様に思える。ここでそれを書くと、右翼的意見とか、左翼的、はたまたセクト的というとり方をされるかもしれないので控えておく。

人間誰でも1つくらいの夢や希望は持っていると思う、それを、自分で叶える人と、人に託す人と、あきらめる人がいる。自分で叶えようとすれば、相当の覚悟が必要である。文字で書けば簡単だけど、貫き通す信念と覚悟、切り捨てる勇気・・・・

いろんな本や、評論家、教授、などが、人生について色々な事をいう。

それを読んだり、聞いたりして、共感し、成功した人もいるだろう。自分の現在や未来について、「どうありたいか?どう生きるか?」という考え方も確かに必要だと思うが、今の自分に「何ができるか?」って事をまず考えなければいけないと思う。

成人して、今までの人生経験で養われた事で、今の環境で何が出来るか?という事

自論だが「自分がどうありたいか」と「何ができるか?」・・言葉は違うけど、やらなくてはいけな事、プロセスは同じだと思う。

しかし守るもの、例えば家族や子供、または恋人がいるならば、与えられた環境の中で「何ができるか?」を第一に考えなければならないと思う。物事を興す時には必ず犠牲になるものがある。夢を叶えるには必ず犠牲になるものがある。

俺ももう人生半分過ぎた、残りの人生、今迄犠牲になった者達の為に「何ができるか?」という事を考えていこうと思う。


明日は中国放浪の旅について書こうかな・・どうしようかな・・