我社には約50名のスタッフがいる。さすがに、これだけの人間がいると、考え方も50通りあり、一つの物事に対して意見を聞くと、50通りの意見がでてくる。困ったものである。組織として運営していくならば、一つの道に全員を歩かせないと、組織そのものが危ぶまれる事になる。いろいろ考えた末、スタッフ全員毎月「個人ミーティング」をし、それぞれの考え、行動、をある程度統一し、スタッフ全員のレベルアップ計画をやることにした。

ここで問題発生!誰が指導するか?事務所の人間がやるか?俺がやるか?円ちゃんがやるか?兼ちゃんがやるか?はたまた「真実一路」の南常務がやるか?

シュミレーションをやってみる。

① 俺の場合・・・いちおー代表なのでスタッフが遠慮し意見を言わない・・また、そんなに人生経験も無いので(俺より年のスタッフも多いので)答えに詰まるし・・ボツ。


② 円ちゃんの場合・・円ちゃんもいちおー専務取締役・・しかし職業病(スーパー営業マン)なのか、自分自身がしゃべりっぱなしで、自分の言葉に自己陶酔し・・ボツ


③ 真実一路の南常務の場合・・頑固一徹・星一徹みたいな性格か災いし、柔軟性

無し・・・で・・ボツ

④ 兼ちゃんの場合・・兼ちゃんも、いちおー統括専務・・戦後8年生まれ・・人生経験は・・クリアー。しゃべりも方も、昔ペプシコーラに働いた時、九州一位の営業マンで、人の心をつかむ特技があり・・これも・・クリアー。また、農業高校出身で、人間以外の扱いも慣れているので、柔軟性も・・クリアー。ジェネレーションギャップもなく相手の目線で話ができる・・まさに、ミーティングをやる指導者として、生まれてきたみたいだ!?


そんなこんなで、ミーティングを行う事にした。一人づつのミーティングなので、いろんな意見・問題・要望・・がでてきた。企業コンセプトをスタッフに理解してもらい、個人の立場を尊重し、また会社側からの要望などを話し会社とスタッフの距離を少しづつなくしている。理想である「会社=スタッフ」というほうに近づきつつある・・と・・思う。

しかし、指導者としての苦悩もあるようだ・・「俺も・・つらい」と言う時がある。

自分自身が意見をいうには、それなりの常識・教養・社会問題・・等色々な事を学ばないといけないし、会社の核爆弾・・そう・・俺と円ちゃん・・・の行動も監視しなければいけない・・「トップが変な事をしていたら、いうにもいえない・・・おまえらも考えるように!」・・きびしいお言葉・・確かに正論である・・・つつしみます。 

俺が昔サラリーマンだった頃、会社の社長や取締役の人が、自分の名前を覚えて、声をかけてくれるだけで、何故か嬉しく、やる気が出ていたのを思い出す。

取締役が新人やベテランを個人ミーティングをやる・・中々の成果があると思うが・・

他の企業はどうなんでしょうね?


     携帯灰皿まで持ち歩く我社の大御所・・(タバコ吸う人の常識だ!ってしかられました・・かいます)




考えて行動しましょう・・円ちゃん



柔軟性を身につけましょう 南常務・・そのおおらかな笑顔で・・・



       さあ~飛び込んでおいで!私の胸に