時は平成19年8月12日、戦いの火蓋が切られ、男たちの戦いが始まった。

戦いとは、俺の我がままで始まった、RUNUPゴルフコンペで2人の男が、さくらパパで話題になった、「賭けゴルフ」をやっちまった。貧乏な二人は、賭ける金がないので、体を張った・・・一人は田和通商、井石 和治係長、「新陳代謝」を座右の銘とし、自称、元ジャニーズ系と触れ回り、肝機能障害を持ち、プライベートでは,近隣住民から「会長」という称号で呼ばれ、自信過剰な男である。ちなみに、前回のゴルフコンペでは、優勝し、自腹では、決して買う事のできないダンロップが誇る最強ドライバー「ゼクシオ」定価80000円を手に入れ、今や「敵なし・・」と思い込んでいる。

一人はランナップスポーツ店長小出 純、「売れ残り」を座右の銘とし、ワンスマイルで、女性の心をつかみ、虜にするという、特技を持ち   

「タッキーの兄かもしれない」という風貌で、日夜、車の磨きについて努力をしている。通称「ギャンブラー純」、前回のコンペでは衝撃的デビューをしたが、1打差で井石会長に破れ、苦渋を飲んだ男である。因縁の二人は、練習でも、お互いを牽制し、とにかく「こいつには・・負けたくない・・」精神で、8月12日を迎えた・・・。

賭けたのは「ヘアースタイル」・・負けた方が、「ニグロへアー」にするという・・・・

バカみたいな賭け・・でも2人にとっては、大変な事だ。2人共、子煩悩で、井石係長は、なんと子供会の会長職であり、親の代表としては「ニグロヘアー」なんてもってのほかであり、小出店長にしては、毎朝、子供を保育園に送っていき、保母さんに、好印象を与えているのに、「ニグロヘアー」は「死」を宣告されたのと同じである・・。

結果は・・・貧乏が招いた悲劇とでもいうか、井石係長の負け・・それも前回と逆転し

1打差であった・・何故負けたか?分析してみると・・貧乏が招いた悲劇・・そう前回優勝したとき手に入れた、定価80000円のドライバー・・個人的に絶対買えない物を手に入れ、家宝の如く大事にし、練習でも使いたいが、傷が入るのをいやがり、

練習をしなかった・・いや、出来なかった・・。前回優勝した自信が、80000円のプレッシャーに負け、結局、自分のゴルフができなかったようだ・・。80000円のクラブを軽く買える生活をしていたならば、結果は違っていたかもしれない・・。

また、今迄、「一番とか優勝、」という事に、程遠い生活をしていた彼にとって「ディフェンディングチャンピョン」というプレッシャーも大きかったのかもしれない・・。

まだまだ人生の途中だ、今からでも遅くはない、プレッシャーに打ち勝つ心を作ってもらいたい。また、男と男の約束を守った彼に、心から・・笑いを送りたい・・・・・・・

今日から彼は「ニグロちゃん」と呼ばれることだろう・・。ご愁傷様・・


結構似合っていると思うが・・



こんな頭で仕事しているとは・・相手もきずかないだろう・・

後ろ



これでいいのか?・・・