IGN FilmForce (Jun 10, 2003)

A Conversation with Michael Nesmith

The Mokee and entrepreneur philosophizes on the power of the Internet, online music, and the new economy

モンキーズのメンバーで、起業家でもある彼はインターネット、オンライン音楽、そして新しい経済の力について哲学的に思索する

by Ken P.

 

ネスミス:ああ、そうだね。そうだった。知識を価値として捉える、これまではなかった考え方だ。従って、ここでの決め手は誰もが望むデータを入手できるような形で、システム、特にシステムの論理が新しい知識を基にした経済、「潤沢な」経済に当てはまるようにする事だ。我々は長年、富裕層と貧困層の格差について憤慨していた。よく言われるのが、「たくさんお金を持っている人がいて、持っていない人もいる。そしてお金を持っている人はより裕福になり、持っていない人はより貧しくなっていく。市場経済にはこうした抑圧的で暴虐的で専制的な要素が全て揃っていて、それが悪用される。だからこの巨大な階級制度が維持される」とかなんとか。でも、長年をかけて市場経済が円滑になり出すと、大きな物価高騰は少なくなる。でも、それは知っている人と知らない人、無知で世間知らずな人々と知的で世情に通じた人々との格差に比べれば何でもない。