Uncut (Apr. 2008)
UNCUT'S PIONEERS OF COUNTRY ROCK
インターネットが始まった頃から積極的に関わってきた彼だが、最近は自身のウェブサイト、ビデオランチの制作に多くの時間を費やしている。その主な目的は音楽ライブのオンライン配信である。また、”The Long Sandy Hair Of Neftoon Zamora” という小説を執筆し、2006年には電子音楽的な影響の大きいアルバム "Rays" を14年振りに発売した。まさにルネサンス人(訳注:知的好奇心に溢れる万能な人物)と言える彼にかかれば、デビッド・バーン(訳注:元トーキング・ヘッズのボーカル、ギタリスト。パンク、ポップ、ワールドミュージックなど垣根を越えた音楽活動や映画制作も手がける)さえ怠け者に見えてしまうだろう。
ネスミスがFNBで過ごした激動の1年はさながらバックミラー越しの地平線に見える一瞬の煌めきのようだ。しかし、熱狂的なファンにとって、あの音楽は今でも最高傑作であり、腹立たしいほど過小評価されているカントリー・ロックの一つとして輝いている。彼はそれを誇らしいと思いつつも、困惑している。