The Monkees Tale: Revised Edition (1989)
Epilogue
by Eric Lefcowitz
モンキーズの誕生から1985年までをたどった考察本 The Monkees Taleの改訂版のエピローグです。1989年までの出来事が追加されています。
2024年までの出来事を追記した加筆修正版はこちらから。
Monkee Business: The Revolutionary-Made-For-TV Band: Revised 2024
訳註:バート・シュナイダーとボブ・レイフェルソンが起こした訴訟の結果について
バートとボブは勝訴し、1993年6月1日付けでモンキーズの名前・音楽・映像の権利が二人に譲渡されました。ソニー(コロンビア・ピクチャーズの親会社)に残ったのは放映権とエミー賞のトロフィーだけです。ロサンゼルスのソニー・ピクチャーズ・スタジオ・ツアーに行ったファンから、映画の小道具やオスカー像と一緒にモンキーズのエミー賞のトロフィーも展示されていたという情報もありましたが、今も展示されているかは不明です。
「ライノ・レコード・ストーリー:リベンジ・オブ・ミュージック・ナード」(ハロルド・ブロンソン著)によると、ライノはバートとボブにその権利を400万ドルで買い取ってほしいと持ち掛けられたそうです。しかし、ライノ単独で払える額ではなかったため、ハロルド・ブロンソンはマイクに共同購入を提案しました。ライノが音楽をとり、パシフィック・アーツが映像をとる形です。けれど、他のメンバーがモンキーズの使用許可を求めに自分の所に来るような形にしたくないというマイクの意向から、この案は却下されました。最終的に、ライノは北米での権利のみを所有し、ワーナー・ミュージック・インターナショナルに他の地域での権利を渡す条件で金額の1/3を負担してもらうことになりました。こうして、1994年1月に正式な契約が交わされたとのことです。