Jim Clash: 当時はモンキーズの曲を作っている、素晴らしいソングライターが大勢いました。
Micky Dolenz: ドニー・カーシュナーがモンキーズの曲を選ぶ権限をある程度持っていたんだ、彼はニューヨークにある、かの有名なブリル・ビルディングのスクリーン・ジェムズ・コロムビア・ミュージックの社長だったから。その時代は、トミー・ボイス&ボビー・ハートやキャロル・キング&ジェリー・ゴフィン、ニール・ダイアモンド、ジェリー・リーバー&マイク・ストーラー、デビッド・ゲイツ、ポール・ウィリアムス、ダイアン・ヒルデブランドなどのような一流の作家陣が所属してた「ブリル・ビルディング」と言う集団は彼そのものだった。僕たちは一流の中の一流に囲まれていたんだ。ドニーはたまにスタジオに来る位だったんだけど、僕は彼が誰だかほんとに知らなくて。スーツ組、って僕たちは呼んでたんだけど(笑)、僕は彼らをあまり気にしてなかった。あるレコーディングの時に、僕は氷がいっぱい入ったコカ・コーラを飲んでいた。ドニーが何かしら言ってきたんだけど、僕はバカげてると思って、彼の頭の上に氷をぶちまけちゃったんだ。今となっては都市伝説だね。彼のそばに呼ばれて、尊敬の気持ちを保つ努力をしているって言われたよ(笑)。
Clash: TVショーの即興シーンは本編収録の後で行われたのではないかと思うのですが。
Clash: COVID-19の影響で、配信ライブをやっているバンドもいますが。
Dolenz: 僕たちもその話はした。一つささやかな計画があるんだけど、音の調整がやっかいでね。ただやるだけっていうのはイヤなんだ。ちゃんとしなくちゃ。最新の技術だってことを考えると大変な作業になる。いくつか見てみたけど、正直に言うと、かなり頼りない。小さなスタジオのライブ・ストリーミングに呼ばれてバンドと一緒にやったことがあるけど、まだちょっと慣れていないんだ。10人、15人か20人位の人がいて、―どう編集してもいいよ―、バンドと技術者と音声と照明がいた。僕は75才だし、健康上の問題はないけど、でも注意はしないといけない。今すぐ、そういうことをする準備はできていないんだ。
Clash: モンキーズで好きな曲は何ですか?
Dolenz: それは無理だな。ビートルズの好きなアルバムを聞かれるのと一緒だよ(笑)。いっぱいあるんだから。バラードなのか、アップ・テンポなのか、曲にも依るし。他の曲と比べて、ライブでやった方が出来のいい曲があったり。キング&ゴフィンが書いた曲にも好きな曲がたくさんある、ヒット曲とは限らないし。もちろん、みんなヒット曲を歌うのは好きだよね。ヒット曲の大半はボイス&ハートが書いている: Last Train To Clarksville や Steppin’ Stone、もちろん僕たちのテーマ曲も。キング&ゴフィンが書いた Pleasant Valley Sunday はライブでやると最高だし、本物のロックだ。もちろんニール・ダイアモンドの I’m A Believer も僕たちの最大のヒット曲だし、いつもライブのラストにやるんだ。
Clash: スマッシュ・マウスが映画で歌ったバージョンの I’m A Believer はどう思いますか?
Dolenz: すごくいいアレンジだと思った。僕のライブで普段やる時は、観客に「そこにいる小さいお友達に知っておいてほしいんだけど、僕がこういう風に歌っていたんだよ、『シュレック』より前に。」って言うのさ(笑)。