今後起こりうる巨大地震 その時都筑区は?! 南関東地震編(2 メカニズムについて) | にゃん太のブログ

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春休みいっぱいの期間限定ブログです。震災後の都筑区の様子をUPしてます。

さて、前回の続きです。

今回は、南関東地震のメカニズムについて調べて見ました。

南関東地震というのは、いわゆる「関東大震災」の再来と言われるものです。

震源は相模トラフ(相模湾)

トラフとは、
プレートとプレートの境目で
どちらかのプレートがもう一方のプレートの下に沈み込むことで、
「yの字」の2辺が重なり合ってる場所のような溝になっている場所のこと。

海の中の溝のことを、読んで字の如く「海溝」って呼ぶみたい。

でも、
海溝とトラフは厳密には違うらしくて、
溝の深さが6000mより浅い場合 = トラフ
深さが6000mより深い場合 = 海溝 と呼ぶそうな。

溝の深さで決まるみたい。

ま~でも、一般人には深さが違うだけで成り立ちは変わらん気がする(笑)
同じじゃないのかなぁ~?
詳しい方、フォローしてくださいm(_ _)m

※ちなみにトラフとは英語で「trough」

 そのままの意味だと「桶」とか「雨どい」・・・・・・・・・・・・・(笑)
 要は海の中にある、桶や雨どいみたいに水を溜め込むヤツ。ってことかしら。(違?笑)

 海溝は英語で「trench」(トレンチ)
 こちらは雨どいより出世して「排水溝」・・・・・・・(笑)

 なるほど。
 浅いのは「雨どい」レベルで、深くなると「排水溝」になるそうです(違?)

 地理で勉強したような・・・・・・しなかったような・・・・・・・・(恥)



ところで。
今回の東日本大震災も、この「海溝(日本海溝というところ)」で起きたもの。

ニュースでよくやってるように、この「日本海溝」は
今回は太平洋プレートが、北アメリカプレートの下に沈みこんでできてる溝のこと。

地図で見ると、日本海溝はここにあります↓

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で。
この太平洋プレート(海側のプレート)が、
北アメリカプレート(陸側のプレート)の下にもぐりこんでたんだけど、
あんまりにも太平洋プレートが、強引に北アメリカプレートを引っ張るものだから
北アメリカプレートが「もう!いい加減にして~~~!!!」と元の位置に戻ろうとして
ピヨ~~~ンと跳ね上がったことで地震が起きました。


文才がないので、図で説明すると↓

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こんな感じ。


これと同じ原理の地震が、
「相模トラフ(相模湾内にある溝)」で起きるだろうって予測されてるのが、南関東地震。
関東地震とか、関東大震災の再来型とか言われてます。

首都直下型地震とはちょっとメカニズムが違うので、それとは別の地震みたい。




さてさて
本題のこの相模トラフは、どんなものかと言うと。

↓まず、場所はこのへん↓
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どんなプレートに引き込まれて出来てるかというと。

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ありゃー、厄介ですねぇ。

神奈川県が乗っかってる陸側のプレート(北アメリカプレート)が
ユーラシアプレートとフィリピン海プレート、さらに太平洋プレートに押されてます。

こりゃ私でも「ぬが~~~~~!!!」って怒るかも(笑)
よく耐えてるね、相模トラフ。えらいよ。

文才のない私のかわりにウィキペディアから引用して説明すると・・・・。

長いのでチッコイ文字にしちゃいます。

↓詳しく知りたい方はこちら↓
□■相模トラフ ウィキペディア■□
URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E6%A8%A1%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%95


 「太平洋プレートは、日本海溝で北アメリカプレートの下に沈み込んだ先で、
 フィリピン海プレートの下にさらに沈み込んでいる。

 そのフィリピン海プレートは相模トラフ・駿河トラフで北アメリカプレートの下に沈み込み、
 丹沢山地付近と房総半島東方沖の地下で盛り上がり、
 東京湾から房総半島にかけての地下で地下深くに反り曲がる複雑な構造となっている。

 この付近には、東京湾北岸から関東平野東縁にかけて、
 太平洋プレートの断片がありフィリピン海プレートと太平洋プレートに挟まれているとの研究もある。

 さらに相模トラフのすぐ西側にはユーラシアプレートがあり、
 フィリピン海プレートがその下へ潜り込んでいる。

 つまり、相模トラフの周辺では定説となったプレートだけでも、
 フィリピン海・北アメリカ・太平洋・ユーラシアの4枚のプレートが関わった地殻変動が起きている。

 3枚のプレートが関わっている所は地球上に何ヶ所もあるが、
 4枚のプレートとなると世界でも2箇所しかない。

 もう1箇所はパナマ地峡付近である。
 もし前述のプレートの断片がこの地域にあるプレートだと認識されたならば、
 この地域では5つのプレートが関わっていることになる可能性もある。」


ってことです。
ありがとう。ウィキペディア!

この地震は、だいたい200~300年周期で活動期と静穏期を繰り返しているとのこと。

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なので、
この先100年はM8クラスの大地震はこない・・・・かも知れない。
(でも、来るかも知れない。)

ただ、
この地殻変動によっておよそ100年周期で「M7クラス」の直下型地震が起きているそうな。

それは横浜市で南関東地震の次に大きな被害がでると想定→対策をしている、
「横浜市直下型地震」(よく首都直下型地震、南関東直下地震、東京地震などと言う)のこと。

どうも近い将来起こる可能性が高いとのこと。

予想される規模は、
M7ほど、震源地は横浜市直下、市内の震度は5弱~7(都筑区はおよそ震度6弱ほど)と想定されている。

次は、この横浜市直下型地震について書いてみます。