ここ数日、自分の将来のことばかり考えてしまいます。それも良い方の想像ではなく悪い方のことばかり。

全然関係のない、例えばジムでラットマシンに座った瞬間なんかに、フラッシュバックのように将来の自分が眼に浮かぶのです。

その姿は全てネガティブなものでして。例えば40過ぎて一度も結婚せず、親は病院で寝たきりになり仕事は失敗し、頭は禿げ上がり腹は突き出ているような自分の姿が、突如として眼前に現れるのです。

これってやはり精神的な焦燥感や疲れによるものなんでしょうかね。


その焦燥感と疲労感とは卒論執筆が原因でしょう。期限は残り約2週間、文量も18,000字書いているにも拘らず、ココにきて大スランプに陥っています。

無論、現段階に適当なまとめをつければ論文としての形にはなるんでしょうが、如何せんそこには僕自身の主張があまりない。

正直言って、現状のものには教授からの受け売りによるものが多数を占めているわけでして。

しかしながらコレを友人に読ませたところで、「こんなに書けて凄いね~」なんて言う奴が多いのもまた。


果たして僕は何を言いたくて『ジキルとハイド』をテーマに執筆してきたのか?

このままではただスティーブンソンのbiographyを書いて、ヴィクトリア朝について纏めて、ちょいと文明批判しただけじゃないか。

そんなのが、そんな優等生みたいな事を書くために僕は4年間という時間、何百万という大金を費やしてきたのか。

自分が惨めで、情けなくて仕方がない。


しかしそんなことを言いながらも、現代を生きる「ニッポンジン」としての享楽性がツイツイ顔を出してきて、ニコニコ動画やエロサイトを覗き何時間も費やしてしまう僕も確かに存在するわけでありまして。

「まだまだ締め切り先なんだし、今日ぐらいやんなくても大丈夫だろ!」とね。

エロサイトを鑑賞し、でスコスコとオナニーして後「こんな事してる暇はない!」と、どうしようもない虚脱感に襲われ、落胆し、絶望するんです丑三つ時に。果たして僕は何をしているんだろう。


そんな中、坂口安吾『堕落論』を読み直しました。

「人間だから堕ちるのであり、生きているから堕ちるだけだ。だが人間は永遠に堕ちぬくことはできないだろう。(中略)堕ちる道を堕ちきることによって、自分自身を発見し、救わなければならない。」

そんなわけで、明日からも何とか頑張っていけそうです。


【本日のBGM:佐良直美『いいじゃないの幸せならば』】