先日、素晴らしい経験をしてしまった。


多くの思いが溢れ出し、久し振りに重い親指を上げた。


この経験のきっかけは、先輩からの一本の電話だった。

その声は少し高めでどこか優しく柔らかい口調だった。


先輩「もしも〜し、カイト?お久し振りです!」


カイト「あ、お久しぶりですね!元気ですか?」


先輩「元気でやってるよ!カイトも元気そうだねぇ♫」


と、こんな会話から始まった。


少し世間話をした後本題に入った。


先輩「あのね、今度さ一緒に踊って欲しいんだよね!」


カイト「お?マジですか?いいですねぇ、ぜひぜひ♫」


先輩「それが今度あるライブなんだけど!」


カイト「あーライブですね♫」


ライブかぁ。



・・・。


ライ・・・


ラ・・・




ライブーーーーーーッ!?



先輩「うん、ライブ♫」


説明しておこう。

この先輩は、バリバリのダンサーで以前一緒に同じステージで踊ったり、バトルで戦ったこともある方で現在は超有名なアーティストでもある。


そう、紛れもないあの人だ。


もし僕が側に居るなら



と言いたくなる程の美肌の持ち主。


そう、YORIさんだ!


つまりDA PUMPさんのライブに参加せよとの指令だ。


DA PUMPさんと言えば、僕らの世代では明らかにスーパースターであり憧れの存在で、その頃野球少年の僕が、モテたいが為にカラオケでは何度も血管切れそうになりながら歌い、脱臼しそうな程に踊りを真似していた。



メンバーは変われど今もスーパースターの座は不動で日本を震撼させるグループだ!


その方達のライブに参加する・・・


流石にコレは恐れ多い。


恐れが多すぎる!


だから誘って貰ったのに申し訳ないが本音をYORIさんに伝える事にした。



「喜んで参加します❤︎」


そして、参加者で日程を調整しリハーサルの日を決めた。


そのリハーサル当日、Ackyさん、マドカとスタジオで準備をしていると


爽やかな風を感じた・・・


あれ?窓開けてたっけ・・・って


YORIさんが登場!


YORIさん「お疲れ様でぇす♫」

※画像はあくまでカイトのイメージです


テキサス生まれ、練馬育ちだが


「どんだけ爽やかやねん!」


と突っ込みたくなる程だ。


YORIさん「今回はよろしくお願いします!」


と頭を下げる。


愛しか感じない。


すかさずこちらも頭を下げる。




久しぶりの再会にワイワイガヤガヤ♫


笑顔が溢れた♫


そして、いざ練習が始まるとそこはダンサー!


さっきとは打って変わってみんな集中し、どんどん進んでいく!

振りの確認をし、音と合わせ、何度も何度も繰り返し、頭と体に叩き込む。


数時間集中して練習し、当日まで各自踊り込む事にして解散した。


ただ練習中、YORIさんの身体がキツそうだったのが気になった・・・


そして


チュン、チュン、チュン♫



バババーン♫


「さ、行きますか!」


会場の武道館に到着し、楽屋へと案内される


「お久しぶりでーす♫」ガヤガヤ


「元気だったー?♫」ワイワイ


「よろしくお願いしまーす♫」ガヤガヤ


同窓会かのように盛り上がっていた(笑)


流行病の影響でダンスイベントも無かったので久し振りに会うダンサーばかりで話が耐える事がなかった♫


各々衣装を用意したり、フリを確認したり自分時間を過ごす。


廊下でYORIさんを始めとするメンバーの方達とすれ違う。


すると皆さん本番前で忙しいはずなのに足を止めて


「今日はよろしくお願いします!」


と笑顔で挨拶をして下さった。


愛しか感じない。


そしてみんなでのリハーサルの時間。


ステージに集まり挨拶。


改めて揃うととんでもないメンバーだ・・・


その後立ち位置、出ハケの確認など淡々と進んで行く。


いよいよ僕らのパートの確認の時間!


YORIさんの


※画像はカイトのイメージです


「爽やかが過ぎるやろっ!」と


心の中で突っ込みながらステージ上で入念なチェック!


そして確認を終え別のパートのチェックへ


ステージからハケる際にYORIさんが


「本番もよろしく♫」


※あくまでカイトのイメージです


いやいや、ハケ際の美肌大臣の「フッ」の破壊力!!


世の中の女性のみならず男性も気が弱ければ足首から崩れ落ちますよ!?


どれだけ「フッ」が似合うんじゃい!


「惚れてまうやろっ!」と


心を飛び出し喉元で突っ込みながら袖に戻った。


うん、愛しか感じない。


その後も限られた時間の中で少しでも最高なモノにするべく皆が一つになっていく。


集中していた為かあっという間に時間が過ぎた。


そして、いよいよ本番を迎える事になる。


しかし、まさか本番であんな事が起こるとは・・・


後半へ続く