3月27日僕らは新たな挑戦をした・・・
そのデザインを見た時、本当に鳥肌が立った!
話は昨年の9月まで遡る。
この日僕らは地方で営業パフォーマンスをした。
その内容というのは2020年に向けて企画されたプロジェクト「DANCE DANCE ASIA」での僕とフィッシュボーイが振り付けをしたパフォーマンスだ。
そのメンバーには津軽三味線奏者の雅勝さん、BEAT BOXERのHIRONAがいた。
そのパフォーマンスの帰りにみんなの会話の中で放たれた一言があった。
それは・・・
「フィッシュ、ワンマンライブすればいいのに!」
コレである。
この言葉はメンバー全員の頭に残り、その後も皆で会話する度に必ずと言っていいほどネタとして話された。
そして皆忙しい日々を送り、そのネタも話しているうちにフィッシュと
「マジでなんかやりましょうか」
という話になった。
そしてどういう流れかフィッシュの1人でのライブのはずが「Crazy Rollersワンマンライブ」になっていた。
そう、フィッシュの計算された話術にハマっていたのだ。
きっと彼は影ではこんな顔をしていたに違いない。
僕らのクルーでの新年会があった。
その中の会話でCrazy Rollersのワンマンライブをやるという話をした。
皆、応援すると言ってくれた。
この日から歯車が回り出した。
知っての通りフィッシュも僕も仕事はバラバラであまり会う日がなかった。
ただ頭の中ではお互い色々考えていた。
そしてある日。
僕はリラックスしながら本を読んでいた。
大好きな野球漫画だ。
その名も「バトルスタディーズ 」
この漫画は野球部だったらリアル過ぎて衝撃的な最高に面白い漫画である。
そして何を隠そうこの作者の「なきぼくろさん」は僕とパパともなのである。
ちょいちょい連絡も取っていたりした。
そしてなきぼくろさんが2020年から始めた一日一絵の企画が好きでいつも見ていた♫
毎日違うイラストを描き、それにはメッセージが込められているというもので毎日楽しみにしていた。
そして好きな漫画のタッチとそのイラストのタッチが違いすぎるのも興味があった!!
そこで思いついてしまった!
「クレイジーローラーズワンマンライブのデザインを書いて欲しい!」
そしてフィッシュとも話ダメ元で聞いてみた。
その答えは・・・
そりゃそうです、モーニングで連載を重ねる程の忙しい方です。
そんな簡単に話は決まりました!!!
そして早速色々話をしながら決めましょうということで明治神宮にある僕と同い年の従兄弟の働くレストラン「PENNY LANE」に集合した。
食事をしながら色々話をした。
そして描いてみます!と言ってくれた。
その日になきぼくろさんが描いた一日一絵がこちら!
あの日話した事がこの絵に表現されています♫
本当に芸術ですよね!
本人に聞いてないので全てが分かってるわけではないが分かりやすとこから解いていこう!
まず文字のPOPと髪の毛のポップコーンコレは僕らがPOPPERだから!
そして耳!
「こけし」と「魚」
こけし=僕
魚=フィッシュボーイ
なのだ!
次にメガネ!
そこにあるのはシチュー。コレはその日に皆で食べたランチだ!
反対にはお店の外にある看板。
本当にクリエイティブですよね♫
そんな強い味方が出来ますますライブが楽しみになる。
そしてある日のフィッシュとの会話でタイトルは「オレンジジュース」にすることになった。
コレは僕が使いたいと思った曲がOJ(オレンジジュース)だったからだ。
なぜコレがタイトルになったかというとそれはフィッシュのボーイの案だった。
彼はこう言った。
「アルバムみたいにして、そのタイトルをオレンジジュースにしましょうよ!」
つまりこうだ!
アルバムのタイトルがオレンジジュースでその中のいろんな曲が入っている様に色んなパフォーマンスをする。というものだった。
流石アーティストだ。ミュージシャンだ!
だから、そうすることに決めた。
そう、まんまと彼のアイディアに乗せられたのだ。きっとその案に乗った日の帰り道の彼はこんな顔だったに違いない。
そして数日後、なきぼくろさんからデザインに使いたいからカッコいいと思う“手のポージングの写真”を送ってくれとの連絡があった!
僕らはその写真を送った。
そしてしばらく日数が過ぎ2枚のデザインが送られてが来た!
それが今回グッツのTシャツになった2つのイラストである。
そのデザインを見た時、本当に鳥肌が立った!
想像を遥かに、いやはる〜かに超えてきたのだ!
そりゃ毛穴も反応しますって!!!!
そしてテンションマックスでリハーサルにも熱が入ります♫
実はここだけの話、全編ストーリー仕立てでお送りしようと思ってたんですよ!
でもどんどん煮詰まっていき最終的に一個一個単発でパフォーマンスして行く流れに変更したんです(笑)
そして怒涛のリハーサルの日々が続き気がつけば本番が目の前に迫っていました・・・
後編へ続く