「HHI WORLD HIP HOP DANCE CAHMPIONSHIP」という自分がパネルジャッジの1人でもある、毎年夏に開催される世界から役50カ国からの参加者があるアメリカでの世界最大の規模のダンスの大会があります。
そのため審査員になるにはライセンスのようなものが必要でそれに向けたワークショップを受けます。
そしてテストがありそれを通ったモノのみがジャッジが出来ると言うことです。
簡単に言うとオリンピックの審査員のようなものです!
各審査員には見るポイントが決まっていてそれを全チーム通して審査します。
つまりダンスのパフォーマンスを楽しんでる場合じゃないんです(笑)
ものすごく頭を使う審査なんです。
自分が経験した審査の中でも1番ハードなモノです!
それをフィリピンとタイの2カ国へ行き行ってきました!
これがフィリピン
どちらも気候は夏です!
余裕の30度超え!
毛穴オープン度MAXです!
でも会場内は冷房MAXです(笑)
その温度差には毎回苦労します。
通常2日間で行うのですが、1日目の予選がまー大変!!
参加者が多いので10:00に集まって終わるのが23:00!
休憩も入れ12時間ほど審査します。
その日の夜は頭がボーッとします(笑)
そして決勝は予選を勝ち上がったチームによる戦い。
レベルも拮抗しているため審査するのに、もの凄く集中力が必要です。
瞬きできないほど(笑)
どちらの国もレベルは高く、皆色々作戦を考え作り込んで来ます。
見にきている人は本当に楽しいと思います。
でも審査員の僕らは全く楽しめません(笑)
そして、この大会で勝ち上がった上位3チームがアメリカのファイナルの地に立つんです。
この大会は僕の普段いるPOPのシーンとは全く世界が違います。
正直僕らのシーンの人からは僕が関わっていると知ると驚かれます(笑)
僕らはバトルが中心ですがこの大会はチームパフォーマンスなんです。
じゃーなぜ関わっているのか?
それは今後の日本のダンスシーンに必要なものがそこにはあると思ったからです。
この大会の規模の維持、運営、各国との連携など外からでは見えない事が関わりメンバーの1人になる事でその多くのモノが見えて知る事が出来るんです。
まーそれはそれはとんでもないですよ!この規模ですからね関わっている人からその数の多さ意識の高さなど。
目から鱗です。でも少し怖い部分もありますが(笑)
そして何よりも英語の勉強になるんです。
だって日本人いませんから(笑)
全て英語の環境です。
そして何よりダンスの事についての専門的な用語も学べるんです。
前にも言いましたが1番ハードなのは審査する事だけじゃないんです!
ステージ裏で行われる審査におけるお互いの意見を言い合うディスカッション、大会後に行われる志望者に対するフィードバック、つまりダメ出しみたいなもの。
常に英語で話し合い意見を伝えなきゃ行けないんです。
これは用意されたものではないのでその場で考え意見を言う。つまりアドリブ英語!しかも専門的な!
これがまー大変なのです!!!
頭のサイズ大きくなりますよ(笑)
でも嫌なことばかりじゃないんです♫
自分が一番好きなのが一体感です。この審査員のメンバーの結団力というかファミリー感が好きですね。
一気にインターナショナルな家族が増えた感じです。
皆ワークショップからテストを乗り越えて来たメンバーで審査員という大役を任されるのですから。
そりゃー仲良くなりますよね(笑)
だから大会に関係なくても普段から連絡を取り合っています!
気が付けば世界中に友人がいます♫
これは自分にとっては宝のようなもの。
ネットに上がっていないリアルな世界の情報が交換できるんです!
素晴らしいですよ♫
そんなこんなで今回もフィリピン&タイの旅を無事終えれました!
毎回学ぶことばかりです。
この経験と知識を今後活かせるといいなと、ここぞと言うタイミングで出せていけたらなと思っています♫
さ、帰ってお風呂に入ろう♫