REPLAYの曲で、BBOY、LOCKと無事に踊り終えた今、、、
岡村さんが帰ってきた!
残るはPOPだっ!!!!!
が、しかしステージ上を見ると岡村さんの様子がおかしい!!
完全に疲労困憊だ。
そりゃーそうだ。
あれだけのフリを全力で踊り続けるなんて。
僕らも自分たちだけのパートを踊り終えた段階でゼェゼェしているのに、、、
それを全種類、、、
無理があったんだ、この流れには。
リハでは全力ではないから出来るが本番は違う。
ステージでは、衣装による動きの制限、興奮状態、力み、床との相性など多くの条件が重なり普段よりも2倍くらいのパワーを使うのだ。
今の岡村さんはスタミナ的にも肉体的にも相当辛いはず。
これはなんとかしなくては、、、
そうだ!
俺のパッションを与えれば、、、
しかし、フリを踊るポジションに行くまでの時間が短い。
岡村さんのとこに行っていては間に合わない、、、
、、、。
あっ!
俺は小学生3年生から高校3年生まで野球をやっていた、、、
打順は2番、、、
足で試合の戦況を掻き乱していた、、、
これしかない、、、
「盗塁」
説明しよう♫
「盗塁(とうるい)は、野球における攻撃側走者の進塁方法の一つ。 走者が、安打、刺殺、失策、封殺、野選、捕逸、暴投、ボークによらないで、一個の塁を進んだときに盗塁が記録される。」
コレが盗塁だ!
よし、、、
ふぅぅぅぅ
スライディングッ!
ダッ!?
ぽーーーーーーーーん。
、、、。
、、、。
説明しよう。
普通、盗塁のサウンドは、
「ダッダッダッダッダッ!滑ってザザーッ!」なのだ。
しかし、
「ダッダッダッダッダッ!ダッ!?ぽーーーーーーーん。」
「ぽーーーーーーーん。」である。
あの瞬間何が起きたか説明しよう。
この時カイトはトップスピードに乗っていた、、、
そして、そのままスライディングをして岡村さんの前に行くはずだった、、、
しかし、床の素材と衣装の素材が噛み合い、トップスピードの流れが急に止まり、抑えきれなくなったその流れが上に逃げたのだ、、、
つまり体が宙に飛んだのだ!
飛んでる最中にビックリした(笑)
が、真上に飛んだのが幸い、着地がうまく出来た。
結果オーライ♫
岡村さんのところまで早くたどり着いた。
そしてテンション高めで声を掛けた!掛け続けた!
でも、聞こえるのは辛そうな呼吸、、、
無理か、、、
仕方ないけど、ここは俺と翔大で行くしかない!
翔大にアイコンタクトし、ポジションに入り、振りに入ろうとしたその時、、、
ヒューーーーーーーーン。
帽子、、、?
岡村さんが帰ってきた!
そのまま踊る♫
踊る、踊るーーーーーーーっ!!!!
僕のソロパートがあり、翔太が踊り、、、
岡村さんだっ!!!!!
行け行け行けーーーーっ!!!!
※この時の野球モードの為ランナーコーチのように腕を回していた。
行けーーーーーーっ
ドタッ、、、
、、、。
回し過ぎた、、、
オーバーワークだ。
そしてこの倒れた人を急いで介抱した!
そこからの記憶はあまりない。
無我夢中だった。
そしてタイミングでステージからはけなくてはいかなかった、、、
焦っていた。
そして気付いたら舞台袖にいた。
ステージ上を見ると岡村さんが最後の力を振り絞り踊っていた。
安心した、、、
そして最後はみんなで爆踊り!
最後はポーズで決める!
、、、。
ん!?
岡村さんが真ん中にいる!
それは聞いていない(笑)
その空気を感じ彼は颯爽と消えて行った、、、
その後もライブは続き、岡村さんの乱入でライブがより盛り上がり最後は大知がしっかり締めましたとさ。
ちゃんちゃん♫
全てがハッピーに終焉を迎えた。
この経験は自分にとって一生忘れられないモノとなった。
本番はあっという間で気付けば終わっていた。
それだけ集中していたということだろう。
そして頭から最後までフルスロットルでライブをこなす三浦大知くん。
意味がわからん(笑)
その集中力、スキル、パワー、、、
その全てが超人の域に達している。
脱帽です。
そしてもう1人の超人。
岡村隆史さん、、、
あの振りは、本当に難しいんです。
PVで踊ってる外国の方、あの方々は世界のトップのパイオニアの人達でその人たちが作る振りを作ったわけですが、それは他には無いその人のオリジナルの振り。
つまりいつも踊っている僕らでもあのフリをこなすには相当な練習が必要なんです。
しかもそれを3ジャンル、、、
出来たとしても半年は必要です。
それをこの短期間で身体に入れた岡村さんは超人です。
そして努力の鉄人なんです。
岡村さんだから成功するのではなく、岡村さんが成功する為に必要な練習量、それ以上のものをやっているからです。
細かく言えば頭で覚えるだけじゃなく、頭で考えなくても動けるように身体で覚えるまで繰り返し練習したということです。
身体に覚えさせる、、、
10回や100回なんかじゃ出来ないんです。
それを平然とやってのける岡村さんは本当に凄いんですよ!
しかも周りにも気を使いながらです。
本当にもし僕が今帽子をかぶっていたら、
ダンスを諦めず続けてて良かったなって素直に思えました。
この放送を通して多くの人に
三浦大知くんの人を超えた凄さ
岡村隆史さんの真っ直ぐな誠実さ
で、この2人の努力の超人ぶり
それからダンスとダンスの楽しさ、その面白さ
最後に
何事も諦めず、前を向いて、理想の形を抱きパッションを持って進む大切さ
その全ての素晴らしさが伝わる事を願っています。
まとめると今回の経験が全て、、、
ゴイゴイスー♫
って事❤︎
こんな長々と私の適当なブログを読んで頂きありがとうございました。
心を込めて。KITEより