皆さんお疲れ様でした。
いやー今年も熱かったですねぇ!本当に最高のダンス祭りだったと思います。関係者の皆さん本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

応援してくれた皆さんも本当にありがとうございました。

実は今回でフォーマーアクションでのディライト参戦はラストだったんです。

結果は2位。もちろん悔しい、優勝したかったです。でも2位でいいじゃない!って思います。これが今の俺らの結果だと思っています。

今回のディライトは、うちらフォーマーにとってラストチャンスで気持ちの入れ方もいつもと違い、色んな事が重なり精神的にも肉体的にも今までで一番厳しい状況での大会でした。かなり追い込まれていました。

本当に大変でした。

でもそんな状況の中、救ってくれたのは仲間でした。この仲間には、いくら感謝しても足らないくらいです。

コンテストというのは、結果がかなり大事です。その結果一つでそのチームのダンス人生を変える事もあります。挑むなら優勝という二文字を自分もかなり意識しているし意識しなきゃいけないとも思います。

ただ自分はその結果よりももっと大事なものがあります。それは、コンテスト本番までの”過程”です。

コンテストに出る事を決めるところから本番のステージに立つまで。この過程が本当に自分を成長させてくれるんです。

まず始めにコンテストに出て優勝するという気持ちの強さをメンバーと合わせる。コンテストに向けての選曲。決まった曲でのイメージの創造。そのネタにあう衣装探し。振り入れ。踊りこみ。

文字で書くと簡単に見えますが、すごく手間のかかる根気のいる作業です。なぜかというと”答え”が無いからです。これが正解でこれをやれば絶対に勝てるというものが無いからです。例えば自分たちが前回優勝したネタを今回やったとします。結果、優勝出来たかというと答えはNOです。毎回のコンテストで色が違うし流れも違うからです。そんな中、誰もを納得させるものを創る。これは本当に大変な事なんです。
でもそんな環境が自分は好きです。その環境こそが自分たちを強くするんです。
何度も試行錯誤し、創っては壊すの繰り返し。続けて行くうちに何が正しいのかすら分からなくなる。ストイックに考えるからこそメンバーともぶつかる、喧嘩にもなる。より良いモノを、最強を目指すため限界を目指し身体も疲労が蓄積し肉体的にも精神的にも追い込まれます。正直すごく辛いです。でもその後の絶対的な自信や達成感を掴んだとき、その疲労感はすべて吹っ飛びます。これがマリオでいうスター状態。ここまで来れたら後はステージまで進むだけ。

今回のうちらは1曲目はすぐ決まりました。2曲目、なかなかいい曲が見つかりませんでした。そんな中練習を開始、1曲目から創る事に。そんな練習の休憩中、マドカと今までのディライトの思い出話に花が咲き懐かしい雰囲気に。そんな中うちらには1つだけひっかかる年が、、、

それは2007年のJAPAN DANCE DELIGHT vol.14。

イシ、俺、マドカの3人のフォーマーで挑んだ初ファイナル。真っ白の衣装での1曲使い。曲はDax Riders/You Are The Sunshine Of My Life。この時自分たちには踊り終わって何か手応えがあった。そして周りの反応も良かった。しかし賞には絡めなかった、、、自分たちには手応えがあっただけにすごく悔しかった。

その後、時は流れて毎年挑戦していくうちに忘れていきました。

そして2009年。3人で優勝が出来ました!ものすごい達成感と感動。

その後、2010年はオープニングショーとして参加。2011年には自分が審査員として参加させてもらいました。


それからの2012年の練習、、、ふと2007年の悔しさを思い出した。

するとマドカが一言「あの曲でいこうか?」

直ぐさま俺が曲を流した。その曲は「You Are The Sunshine Of My Life」。

そう、最後は自分たちでケジメをつける。

”リベンジ”という言葉を胸に

ここからエンジンがかかる。練習に練習を重ね、妥協なく突き進む。進むひたすら。

そしてあの当日パシフィコ横浜。
出番は最後から2番目。集中を切らさないように時間を潰す。緊張と不安の中ひたすら自分たちの出番を待つ。

いよいよステージへ

鼓動が速くなっていた。USKさんのチーム名コール後の大歓声。その後の静けさ。横のマドカを感じながらゆっくりと動き出す、、、

無我夢中で踊った。マドカと共に。

気づけば出番は終わってた。気持ちがかなり先攻してたし力んでいたと思う、でもあれで良かった。あれが今のうちらだから。奇麗な踊りをしたかったんじゃない。

だから2位でいい。満足です。踊りもそうですが、うちらの気持ちを一番に伝えたかった。

イシ、マドカ、俺の3人。フォーマーアクション。これで一段落。

本当に精神的に壊れそうだった時助けられた。TACちゃん、ハン、ユウマ、タクミ、他にも一緒に支えてくれた皆ありがとう。

そしてなにより鈴木家のみんな、色んな部分でケアしてくれて、わがまま聞いてくれてありがとう。本当に助かりました。


今回のディライトのあのステージには皆と立っている気がしました。いや間違いなく立っていたね。本当にありがとう。


自分らより若い世代の皆に、、、

今いる環境の中で支えてくれる人を大事にしてください。年上でも年下でも一緒。そして自分が苦しくなった時に支えてくれる、そばにいてくれる、声をかけてくれる、そんな人たち、それが本当の仲間です。逆に仲間が苦しんでいるなら支えるべきだし、そばにいてあげなきゃ。そんな環境を大事にしてください。そうすれば、うちらみたいに楽しく本気で踊れます。
仲間がいるから踊れる。俺はそう思います。


最後にうちらフォーマーアクションの仲間へ

YOU ARE THE SUNSHINE OF MY LIFE..... from フォーマーアクション

これからもよろしくね♪
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