ランニングは裏切らない | FORME自由が丘店 Blog

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こんばんは!FORME自由が丘店です。

今朝は身の凍るような寒さでセットしたアラームの時間よりも先に目が覚めた笑

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ランニングに繰り出すとき玄関先で、
「今朝はしばれるなー」なんてぼそっと北海道弁を口にしてみる。
ちなみに僕は神奈川県出身で北海道には行ったことすらない。
そんな僕が北海道弁を口にしてしまうほど寒い朝でした。

この寒さもあってか、最近こんな相談を受けることがあります。
寒い中ランニングしても汗をかかないからダイエット効果はないんじゃないか?
ウエスト周りの脂肪をとるために、ジムでのトレーニング後にサウナで汗を流せば痩せるんじゃないか?




…みたいなことは考えたことはありませんか?

多分汗をかいたぶんだけ脂肪が燃焼して身体が絞れると思われている方がいらっしゃるかもしれませんが、
実は汗を流した量と脂肪燃焼量は比例関係がないのです。

なので大量に汗をかいたからといって脂肪がたくさん燃焼したわけではなく、逆に汗をかいてないからといって脂肪が燃焼していないわけでもありません。

もちろん汗をかくことは気持ちが良いことだし、心身のストレス解消にもなると思います!
ただ脂肪燃焼の効率を考えた場合、必ずしも汗を絞り出す必要はないということになります。



テレビや漫画などで、ボクサーが減量のために厚着をして走り込んだり、ジムあるストーブの前に座り汗を出して体重を減らしていたりする姿を見たことがある方だとダイエット(体重を落とす)は汗を出すことと思われているのかもしれません。

それにボクサーが行う減量と、運動をしていない人が身体を引き締めるダイエットはそもそも似て非なるもの。



計量を目前に控えているボクサーの場合、日々の節制や激しいトレーニングですでに体脂肪が落ちたカリカリの状態からさらに体重を落とさなくてはならないため、無理矢理汗を出して身体の中の水分を抜いて一時的に体重を減らしているのです。

…僕もボクサー時代は全く同じようなことをしていたので笑


もう10年も前のことですがあの辛さはいまでも鮮明に覚えています、なんせ本当辛かったから笑

なので一般の方がサウナや厚い衣類を着込むようなことをして汗をたくさんかいて一時的に体重を減少させても、あまり意味がないし身体を壊してしまうかもしれないからオススメできません!

でも、サウナにはストレス解消など身体にいいことは沢山あるので減量目的じゃなくてリフレッシュ目的でつかうならとてもいいですよ!

まだ寒さが続く今の時期は運動してもどうせ汗かかなくて痩せないし、近所のサウナでたっぷり汗をかいて痩せようと思ってた方は、今まで自分がやってきた運動を信じてみては?

「流した汗は裏切らない」という素敵な言葉があって、確かに今日書いたことはこれと矛盾する部分があるかもしれない。
ただ、この言葉の本当の意味は字のような表面的なことじゃなくて、何かをやることに意義があって短絡的に楽な道を選んではいけないという意味が込められてるような気がします。

さて週明けは天気もいい日が続き気温も上がってくるそうです。

冬の間、タンスに閉まっていたランニングウェアに身を包み春の気配を感じながら汗を流してみてはいかがでしょうか?




“流した汗”は裏切らないですから

また、明日。かのうでした。