きものを着たあとのお手入れ方法がわからない!!
という声をよく聞きます。
たしかに、普段の生活の中で
「絹100%」の衣類を着ることはほとんどないですし、
お値段が張るものが多いので
どう扱ったらよいのか、悩むところですね。
きものを着たら、まずは脱いだ直後のケアが大事です。
すぐにしまわないで、
きものハンガーなどにかけて
半日くらい風通しのよい室内につるしておき
汗の湿り気をよく乾かします。
帯、長襦袢と、帯あげ、伊達締めなどの小物類も同様に。
湿気がとれたら、
しまう前に、シミや汚れがないかどうかチェックしましょう。
汚れがつきやすい衿、袖口、裾を念入りに。
特に汚れがなければ、
そのままたたんでタトウ紙に入れて
タンスや衣装ケースに収納します。
できれば乾燥剤も一緒に入れておきましょう。
もし、シミをつけてしまったり
泥はね、ファンデーション汚れなどがついていたら
すぐに購入したお店や、きもの専門のメンテナンスのお店へ。
大切なきもののケアは、やはりプロに任せたほうが安心です

きものや長襦袢は、洋服と違って
着用のたびにクリーニングをする必要はありません。
ただし、大量に汗をかいた場合や
シミや汚れがある場合は
長期間そのままにしておくと直しがきかなくなることもあるので
すぐに対処することが大事ですよ

確かにちょっと面倒ですが
大切なきものをいつまでも美しく保つために
ほんのちょっと手間をかけてあげてくださいね









