きものを着たあとのお手入れ方法がわからない!!

という声をよく聞きます。


たしかに、普段の生活の中で
「絹100%」の衣類を着ることはほとんどないですし、
お値段が張るものが多いので
どう扱ったらよいのか、悩むところですね。



きものを着たら、まずは脱いだ直後のケアが大事です。

すぐにしまわないで、
きものハンガーなどにかけて
半日くらい風通しのよい室内につるしておき
汗の湿り気をよく乾かします。
帯、長襦袢と、帯あげ、伊達締めなどの小物類も同様に。


湿気がとれたら、
しまう前に、シミや汚れがないかどうかチェックしましょう。
汚れがつきやすい衿、袖口、裾を念入りに。

特に汚れがなければ、
そのままたたんでタトウ紙に入れて
タンスや衣装ケースに収納します。
できれば乾燥剤も一緒に入れておきましょう。


もし、シミをつけてしまったり
泥はね、ファンデーション汚れなどがついていたら
すぐに購入したお店や、きもの専門のメンテナンスのお店へ。
大切なきもののケアは、やはりプロに任せたほうが安心ですえがお



きものや長襦袢は、洋服と違って
着用のたびにクリーニングをする必要はありません。
ただし、大量に汗をかいた場合や
シミや汚れがある場合は
長期間そのままにしておくと直しがきかなくなることもあるので
すぐに対処することが大事ですよぐぅ~。



確かにちょっと面倒ですが
大切なきものをいつまでも美しく保つために
ほんのちょっと手間をかけてあげてくださいねきらきら









足袋について②、です。


基本の白足袋の他に、
色足袋やさまざまな柄が楽しめる柄足袋、
ポイント刺繍のあるもの、
レースなど変わり素材のものなど、たくさん種類があります。


色の濃い、柄の多いものほどカジュアル感があります。
カジュアルに着こなす小紋や、紬、綿やウールのきものなどに
合わせましょう。
足袋の色は、意外と全体のバランスに影響するので
色や柄のチョイスは慎重に・・・。
足袋だけがやたらと目立ってしまったり、
ぞうり(鼻緒)との色バランスがよくないと、
せっかくのコーディネートが台無し!なんてことになりかねません涙


白地にポイント刺繍程度のものは
ほぼ礼装用と変りなく使ってOKです。
きものや帯とのバランスを考えて選んでみてくださいね。



きもののおしゃれの幅がぐーんと広がる足袋のバリエーション。
いろんな種類を揃えて、
きものでおでかけを楽しんでください(*'∀`*)v








もうすぐお正月ですね

普段あまりきものを着ない人も、
「お正月くらいは・・・。」と、今から準備をされているのでは?

家族で初詣、年始のごあいさつ、初出勤などなど
着るシーンもたくさんびっくり
きもので初詣デートなんていうのも、素敵ですはーと



お正月に、どんなきものを着ればいいのかは、
こちらのブログに詳しいのでご覧いただくとして、
今回、きものには欠かせない小物「足袋」のお話です。


足袋にもいろいろ種類があって、
一番基本的なのが「白足袋」。
フォーマルでもカジュアルでもOKです。
清潔感があって、足元がキリッと引き締まり、
ぞうりの色も選びません。

後ろを留める金具「こはぜ」は4枚が一般的。
5枚のものもあり、こちらはふりそでなど礼装向きと言われますが
要は、足首ができるだけ見えないようにしたい場合は
5枚がよいわけですねおっけー



さて、白足袋は、真っ白であってこそ、きもの姿を引き立てます。

・・・が、いかんせん汚れやすいのが難点

パーティーやよそのお宅におじゃまする際は、
晴れた日であっても
履き替え用の予備を持っていくのがおすすめです。

普通の足袋の上に、ポリエステルやナイロン足袋を重ね履きしておいて
目的地でさっと脱げるようにしておくのもおすすめですよ音符



あと、大事なのがサイズ。
ブカブカして、シワが寄っている状態は、サイズが大きすぎです。
足袋は、足にぴったりとフィットしているのが理想キラキラ
普段の靴のサイズとはちょっと違うこともありますから、
お店の人とよく相談して、購入してくださいね。



次回は、「柄&色足袋」についてお話しします!