こんにちは。


本日は、「ブラックフォーマル」についてお話しします。



ブラックフォーマルは、黒一色のワンピースやスーツ、
アンサンブルが一般的です。
着用するのは、通夜、葬儀・告別式、1周忌などの法要・・・といった、
喪のシーンです。

慶弔両用という考え方もあるようですが、
不幸の席に着用する服を、お祝いの席に着回すのはあまり感心しません・・・・・・・・。

「ブラックドレスで結婚式に出る人もいる!」という意見もありましょうが、
このFORMAL WORLDでは、
お祝いの席には黒一色のスタイルはおすすめしません。
やはり黒は喪の色ですから・・・らぶ②




話を元にもどします。

ブラックフォーマルにも、「正礼装」「準礼装」「略礼装」と装いの格付けがあります。

詳しくはこちらをご覧ください。

【AIMERホームページ】
 >>ブラックフォーマル装いの基本




一般的な通夜や告別式への参列なら、「準礼装」で十分です。
「正礼装」は、喪主や親族の場合や、
公式の葬儀などに参列する場合とされますが、
実際には、「正」と「準」の区別はほとんどないと思います。

基本的には、フォーマルといっても着飾ったりおしゃれを楽しむ場ではないので、
すべてを控えめにすることが肝心。


アクセサリーやバッグ、靴など無難なアイテムを
弔事専用として一式そろえておくのが安心ですよ。
袱紗や念珠も一緒にしておきましょう。


お祝い事と違って、悲しみのシーンは突然にやってきます。

いざというときに慌てることのないよう、
きちんと準備しておくことをおすすめします。
それが大人の女性のたしなみですねくま

皆さん「袱紗(ふくさ)」はご存知でしょうか?

元々の使い道はここでは省きますが、
現代においては、祝儀袋、不祝儀袋を包んで持参するためのものです。


「え?そんなの知らない。」
「見たことはあるけど、自分で使ったことはない。」

というアナタ!

結婚式や葬儀に出かけるアナタは、
もう立派な大人ということ。
大人のマナーとして、大事なお祝いやお悔やみの金封は
ハダカではなく袱紗に包んで持参するのが基本です!


袱紗は、小さい風呂敷タイプと
金封袱紗といって、挟んで使うタイプがあります。

風呂敷は小さくたためて便利ですが
扱いがちょっとむずかしいので、
慣れない方は、金封袱紗をおすすめします。



・金封ふくさ



どちらのタイプも、色は紫が慶事にも弔事にも使えて便利です。




袱紗は、「大事に持ってきました。」という気持ちを表すもの。
ハダカのまま、上着の内ポケットから出すとか、
バッグからガサゴソ引っ張りだすのは、いただけませんウキャー!


ひとつあれば、一生使えるものですし、
ぜひ揃えておきましょうねプー




こんにちは。


お盆休みも終わり、いよいよ夏も終盤。
お祭りや花火大会も、残り少なくなってきました。

皆様どんな夏をお過ごしでしょうか?



今年は猛暑で、
ゆかたでお出かけされた方は、
ずいぶんと汗をかいてしまったのでは?

着用後のお手入れは、もうお済みでしょうか?


昨年のブログに、お手入れ方法をご紹介していますので
ぜひ参考になさってください。

 >>ゆかたのお手入れ





汗が染みた浴衣を、
見た目に大丈夫だと思って放置しておくと
時間が経ってから変色(黄変)することがあります。

来年出したとき、ショックうっ・・・を受けることのないように
きちんとお手入れをしておきましょう。



また、よく受けるのが
「帯はお洗濯するのですか?」という質問。


浴衣帯だけでなく、普通のきものに締める帯もなのですが
基本的にはクリーニングはしません。

なので、着用後はよく風を通して乾燥させてから
シワがあればあて布をしてアイロンをかけて、
きちんとたたんでしまうようにしてください。



きちんとお手入れをするのも、
ゆかた美人のたしなみ。

来年も素敵に着こなすために
しっかりケアしておきましょうね音符