前にヘッドホンの記事を書いたとき、HD238の迫力と、HD448の定位感・広がり感を併せ持ったポータブルヘッドホン、15,800円~17,800円ぐらいででないかなーって書きましたが、今んとこポータブルでは見つからない(SENNHEISER PX200-IIとAKG K450を試聴したい・・・)ので、とりあえずHD238とHD448を併用しています。
んー、でも、家で夜ベッドサイドで聴く分にはもっといいのが欲しい・・・と思い、まさにその2万弱の価格帯として、HD595を購入しました。
密閉型オンイヤー(PX200)、開放型オンイヤー(HD238)、密閉型オーバーイヤー(HD448)、と来たら、やっぱり開放型オーバーイヤーも買わないとね!(自棄)

こんな感じです。
相変わらずSENNHEISERのモデルはデザインに高級感がありませんが、さすがにHD448やHD238辺りとは質感は違います。
・・・で、割と私はこのHD595のデザインは好きなんです。
店頭で見かける展示品なんかは、もっと緑っぽい色のものありますが、うちに来た個体はシャンパンゴールドを気持ち緑に振ったぐらいの色でした。
これも結構好み。

HD595について、評判のいいイヤーパッドは見ての通りベロア地でふかふか。
装着感は、最初の頃はちょっと側圧が強かったけど、よくあるティッシュ箱で慣らすってのをやったら、かなり極上の装着感になりました。
あ、私は眼鏡かけてるんですが、眼鏡を付けていてもあまり気になりません。

頭頂部には、合皮(たぶん)のパッド。これもHD595の装着感を良くするのに一役買っていると思います。
なにより、ちょっと高級感があります。うん。

側面のメッシュは、HD448と異なり、開放型の証。
もちろん盛大に音漏れします。
でも、開放型の中では、そんなメチャクチャスピーカー鳴らしているみたいに漏れる、って感じでは無いかも。
光を裏から当ててみると開放型ってのがよく分かります。
こんな感じ。

ちなみに、ヘッドバンドの表側には、やはり合皮っぽい生地に、SENNHEISERのロゴ。

ここでは、撮影のためになぜかDA☆16-50mmが台になってますが(笑)、HD595にはヘッドホンスタンドも付いています。
さて、フォトレビューはこのくらいで。
実は購入したのは今年の頭ぐらいなので、もう結構エージングは進んでいます。
例によって、購入直後はベールのかかったような感じが少ししましたが、今ではそれが剥がれた感じです。
エージングによる変化の量は、HD238やHD448程ではありませんでしたが。
感想ですが、私はヘッドホン結構買っている割にはクソ耳なのですが、HD595は、それまでに聴いていた1万以下のポータブルヘッドホンとはもう全然違う世界でした。
すごい!もう音の一つ一つの鳴り方も、音楽としての融和の仕方も、定位も、めちゃくちゃいい!
・・・って、初めて聴いて感動したような嘘くさい書き方をしてますが、HD595は、出た当初からもうずっと欲しかったモデルなんで、何度も何度も店頭で試聴は繰り返してきていたので、どういう鳴り方をするヘッドホンかは知っていました。
なにしろ、2004年にHD595がでて初めて試聴したとき、HD650(当時はまだクソ高かった)は手に入らないけど、これなら買えるかも!って、もの凄くワクワクしたのです。
そう、なぜ、SENNHEISERの高級機を買うのに、定評のあるHD650では無いのか?と疑問に持たれた方もいらっしゃるかと思いますが、前述の通りHD650の価格のこともあり、私も相当悩んだんです。
もう5年ぐらいずっと悩んでたと言っても良い(笑)
その間にHD650も並行輸入品なら相当安くなりましたが・・・HD595もやはり安くなったので。
私の聴く音楽は、主に、ロックンロール、UKポップ、ブルース、J-POP、アニソン、そしてクラシックです。
これらのソースをとっかえひっかえ見せに持ち込んでは試聴し、比べてきました。
例をひとつあげると、私が試聴によく使うソースに「ボレロ」があります。
極小の音量からフルオケが一斉にならす音量まで、あと、楽器も様々であり、また、広がり感、透明感、そして迫力がわかる、ってな理由から。
HD650とHD595を比べると、一番違うのは音場の広がり感。これはもう圧倒的にHD650の方が広いです。
まさにホールで聴いている・・・は言い過ぎですが、スピーカーで聴いているような感じ。
一方、HD595の方は、もちろん広がり感はありますが、HD650に比べると劣るという感じ。
ただし、スネアドラムの残響音なんかは、心地よく抜けていきます。
音一つ一つの鳴り方、つまり楽器の音色に関しては、私の耳ではそれほど差を感じられません。
うーん、ボレロに関しては、HD650の方が良い感じ。
ただし、そこに倍の値段を出すか?はおサイフ次第・・・悩む。
それでは、と、ロックンロール曲、例えばTHE STREET SLIDERSの「DON'T WAIT TOO LONG」を聴いてみると、弦の響きっぷりは互角ぐらい、低音の迫力はHD650、ノリの良さは・・・微妙にHD595かな?って感じ。
同じような音源では、麗蘭の「ミュージック」。これも特徴であるギターリフの鳴りっぷりはどちらも満足がいく鳴り方、でもスピード感はHD595の方が上。やはり微妙ですが。
最後に、女性ボーカル曲でもありアニソンでもあるタイナカサチ「disillusion」。
歌唱力の力強さ、キラキラした旋律、感想のホーンセクションが印象的なこの曲ですが、女性ボーカルの近さ、伴奏の立体感、ともにHD595の方が私の耳には心地よかったです。
ってなわけで、いろいろ書きましたが、オーケストラのクラシックを聴くだけなら、圧倒的にHD650、倍の値段を出す価値がある、と思いますが、私が主に聴く音源をバランス良く考えた場合、「・・・やっぱHD595、アリなんじゃん?」って結論になりました。
それに、クラシックもオーケストラを聴く場合だとHD595に勝ち目はない感じですが、フルオケじゃない場合、つまりピアノ曲とか小編成の室内楽とか聴くと、HD595も音の鳴り方、音場・立体感ともにかなりいいのです。
・・・まあ、長文で理屈をこね回してますが、HD595が実売で2万を切った、というのが一番の決定的な要因なんですけれどね(笑)
その前に、まず、「なんでそこまでSENNHEISERにこだわるの?」って事なんですが、ゼンの音作りって、すごい好みなんですよ。
一時期、もの凄く解像感に突き抜けてこだわっている時期があって、モニター性能の高い物ほど至上、みたいな時期があったんですが、ある時期から好みが変わって、「いかにひとつひとつの音を、『音楽』にまとめて、心地よく聴かせてくれるか」が、ヘッドホン・イヤホンのひとつの選択基準になってます。
そういう中で、SENNHEISERの味付けはとても私の好みにマッチしていて、音楽、をとても気持ちよく、感動しながら聴かせてくれます。だから、なんですね。
さて、HD595の魅力のひとつに、「ポータブルオーディオでも鳴らせる程度の抵抗値」ってのがあります。
私がHD595を購入したのは、居間でCDプレイヤーで鳴らす音楽を聴くため・・・ではなく(そういう気分の時は常識的な時間にスピーカーで聴きます。)、仕事から帰ってきた夜中、ベッドサイドでのんびりと寝るまでの時間を音楽と共に過ごすため、でした。
というわけで、音源は主にiPodになります。
iPodにヘッドホンアウトに直で刺していても、もちろん定評通りちゃんと音量はとれるんですが、ロックの激しい曲、オーケストラの一番盛り上がるパート、など、「沢山の音が同時にわーっと鳴っている状況」では、今ひとつ鳴らし切れていない感じ。(鳴らせる、鳴らせないなんて言い方はどうか、と言う人もいらっしゃいますが、まさにそんな感じ。ちょっとあっぷあっぷな)
てなわけで、しょうがないのでヘッドホンアンプも買いました。

写真の通り、最近発売されたばかりのAT-HA35i。
iPodのデジタルトランスポート+DAC+ヘッドホンアンプが一体化した、省スペース製品です。

写真のように、iPodをドックにセットして使います。
「お前、ここまでいろいろ能書き垂れておいて、HPAはオーテクのiPod向け廉価製品かよ!こだわれよ!」
・・・って思われるかも知れませんが、私の用途はあくまで、「ベッドで寝る前に、なるべく心地よく音楽を聴く」ですので、システムはベッドのヘッドボードの棚にちょこんとおける程度が望ましい。
そうなると、例えばND-S1にDAC内蔵ヘッドホンアンプを併せて、ってのは場所を取りすぎてちょっと無理なのです。
そんな私には、AT-HA35iはぴったりの製品でした。
これを通すことで、前述の「鳴らしきれてない」不満は解消。
クソ耳なので、それ以上の不満はありません(笑)
というわけで、私が投資できる範囲で、HD595+AT-HA35iは満足のいくものを提供してくれました。
不満と言えば、音源の善し悪しが、より明瞭にわかるようになった、というぐらいでしょうか。
今までは192kbps MP3とLosslessの違いなんて、全然気にならなかったのですが、非可逆圧縮音源と可逆圧縮音源では結構違いがわかります。
あと、やっぱり録音が良くないのは、聴いててかなり気になります。
録音がいいものは、本当に良く聞こえるので・・・
我ながらめちゃくちゃ長文になってしまいましたが、以上、HD595購入の感想文でした。
うん、ホント久しぶりにいい買い物したなー!
んー、でも、家で夜ベッドサイドで聴く分にはもっといいのが欲しい・・・と思い、まさにその2万弱の価格帯として、HD595を購入しました。
密閉型オンイヤー(PX200)、開放型オンイヤー(HD238)、密閉型オーバーイヤー(HD448)、と来たら、やっぱり開放型オーバーイヤーも買わないとね!(自棄)

こんな感じです。
相変わらずSENNHEISERのモデルはデザインに高級感がありませんが、さすがにHD448やHD238辺りとは質感は違います。
・・・で、割と私はこのHD595のデザインは好きなんです。
店頭で見かける展示品なんかは、もっと緑っぽい色のものありますが、うちに来た個体はシャンパンゴールドを気持ち緑に振ったぐらいの色でした。
これも結構好み。

HD595について、評判のいいイヤーパッドは見ての通りベロア地でふかふか。
装着感は、最初の頃はちょっと側圧が強かったけど、よくあるティッシュ箱で慣らすってのをやったら、かなり極上の装着感になりました。
あ、私は眼鏡かけてるんですが、眼鏡を付けていてもあまり気になりません。

頭頂部には、合皮(たぶん)のパッド。これもHD595の装着感を良くするのに一役買っていると思います。
なにより、ちょっと高級感があります。うん。

側面のメッシュは、HD448と異なり、開放型の証。
もちろん盛大に音漏れします。
でも、開放型の中では、そんなメチャクチャスピーカー鳴らしているみたいに漏れる、って感じでは無いかも。
光を裏から当ててみると開放型ってのがよく分かります。
こんな感じ。

ちなみに、ヘッドバンドの表側には、やはり合皮っぽい生地に、SENNHEISERのロゴ。

ここでは、撮影のためになぜかDA☆16-50mmが台になってますが(笑)、HD595にはヘッドホンスタンドも付いています。
さて、フォトレビューはこのくらいで。
実は購入したのは今年の頭ぐらいなので、もう結構エージングは進んでいます。
例によって、購入直後はベールのかかったような感じが少ししましたが、今ではそれが剥がれた感じです。
エージングによる変化の量は、HD238やHD448程ではありませんでしたが。
感想ですが、私はヘッドホン結構買っている割にはクソ耳なのですが、HD595は、それまでに聴いていた1万以下のポータブルヘッドホンとはもう全然違う世界でした。
すごい!もう音の一つ一つの鳴り方も、音楽としての融和の仕方も、定位も、めちゃくちゃいい!
・・・って、初めて聴いて感動したような嘘くさい書き方をしてますが、HD595は、出た当初からもうずっと欲しかったモデルなんで、何度も何度も店頭で試聴は繰り返してきていたので、どういう鳴り方をするヘッドホンかは知っていました。
なにしろ、2004年にHD595がでて初めて試聴したとき、HD650(当時はまだクソ高かった)は手に入らないけど、これなら買えるかも!って、もの凄くワクワクしたのです。
そう、なぜ、SENNHEISERの高級機を買うのに、定評のあるHD650では無いのか?と疑問に持たれた方もいらっしゃるかと思いますが、前述の通りHD650の価格のこともあり、私も相当悩んだんです。
もう5年ぐらいずっと悩んでたと言っても良い(笑)
その間にHD650も並行輸入品なら相当安くなりましたが・・・HD595もやはり安くなったので。
私の聴く音楽は、主に、ロックンロール、UKポップ、ブルース、J-POP、アニソン、そしてクラシックです。
これらのソースをとっかえひっかえ見せに持ち込んでは試聴し、比べてきました。
例をひとつあげると、私が試聴によく使うソースに「ボレロ」があります。
極小の音量からフルオケが一斉にならす音量まで、あと、楽器も様々であり、また、広がり感、透明感、そして迫力がわかる、ってな理由から。
HD650とHD595を比べると、一番違うのは音場の広がり感。これはもう圧倒的にHD650の方が広いです。
まさにホールで聴いている・・・は言い過ぎですが、スピーカーで聴いているような感じ。
一方、HD595の方は、もちろん広がり感はありますが、HD650に比べると劣るという感じ。
ただし、スネアドラムの残響音なんかは、心地よく抜けていきます。
音一つ一つの鳴り方、つまり楽器の音色に関しては、私の耳ではそれほど差を感じられません。
うーん、ボレロに関しては、HD650の方が良い感じ。
ただし、そこに倍の値段を出すか?はおサイフ次第・・・悩む。
それでは、と、ロックンロール曲、例えばTHE STREET SLIDERSの「DON'T WAIT TOO LONG」を聴いてみると、弦の響きっぷりは互角ぐらい、低音の迫力はHD650、ノリの良さは・・・微妙にHD595かな?って感じ。
同じような音源では、麗蘭の「ミュージック」。これも特徴であるギターリフの鳴りっぷりはどちらも満足がいく鳴り方、でもスピード感はHD595の方が上。やはり微妙ですが。
最後に、女性ボーカル曲でもありアニソンでもあるタイナカサチ「disillusion」。
歌唱力の力強さ、キラキラした旋律、感想のホーンセクションが印象的なこの曲ですが、女性ボーカルの近さ、伴奏の立体感、ともにHD595の方が私の耳には心地よかったです。
ってなわけで、いろいろ書きましたが、オーケストラのクラシックを聴くだけなら、圧倒的にHD650、倍の値段を出す価値がある、と思いますが、私が主に聴く音源をバランス良く考えた場合、「・・・やっぱHD595、アリなんじゃん?」って結論になりました。
それに、クラシックもオーケストラを聴く場合だとHD595に勝ち目はない感じですが、フルオケじゃない場合、つまりピアノ曲とか小編成の室内楽とか聴くと、HD595も音の鳴り方、音場・立体感ともにかなりいいのです。
・・・まあ、長文で理屈をこね回してますが、HD595が実売で2万を切った、というのが一番の決定的な要因なんですけれどね(笑)
その前に、まず、「なんでそこまでSENNHEISERにこだわるの?」って事なんですが、ゼンの音作りって、すごい好みなんですよ。
一時期、もの凄く解像感に突き抜けてこだわっている時期があって、モニター性能の高い物ほど至上、みたいな時期があったんですが、ある時期から好みが変わって、「いかにひとつひとつの音を、『音楽』にまとめて、心地よく聴かせてくれるか」が、ヘッドホン・イヤホンのひとつの選択基準になってます。
そういう中で、SENNHEISERの味付けはとても私の好みにマッチしていて、音楽、をとても気持ちよく、感動しながら聴かせてくれます。だから、なんですね。
さて、HD595の魅力のひとつに、「ポータブルオーディオでも鳴らせる程度の抵抗値」ってのがあります。
私がHD595を購入したのは、居間でCDプレイヤーで鳴らす音楽を聴くため・・・ではなく(そういう気分の時は常識的な時間にスピーカーで聴きます。)、仕事から帰ってきた夜中、ベッドサイドでのんびりと寝るまでの時間を音楽と共に過ごすため、でした。
というわけで、音源は主にiPodになります。
iPodにヘッドホンアウトに直で刺していても、もちろん定評通りちゃんと音量はとれるんですが、ロックの激しい曲、オーケストラの一番盛り上がるパート、など、「沢山の音が同時にわーっと鳴っている状況」では、今ひとつ鳴らし切れていない感じ。(鳴らせる、鳴らせないなんて言い方はどうか、と言う人もいらっしゃいますが、まさにそんな感じ。ちょっとあっぷあっぷな)
てなわけで、しょうがないのでヘッドホンアンプも買いました。

写真の通り、最近発売されたばかりのAT-HA35i。
iPodのデジタルトランスポート+DAC+ヘッドホンアンプが一体化した、省スペース製品です。

写真のように、iPodをドックにセットして使います。
「お前、ここまでいろいろ能書き垂れておいて、HPAはオーテクのiPod向け廉価製品かよ!こだわれよ!」
・・・って思われるかも知れませんが、私の用途はあくまで、「ベッドで寝る前に、なるべく心地よく音楽を聴く」ですので、システムはベッドのヘッドボードの棚にちょこんとおける程度が望ましい。
そうなると、例えばND-S1にDAC内蔵ヘッドホンアンプを併せて、ってのは場所を取りすぎてちょっと無理なのです。
そんな私には、AT-HA35iはぴったりの製品でした。
これを通すことで、前述の「鳴らしきれてない」不満は解消。
クソ耳なので、それ以上の不満はありません(笑)
というわけで、私が投資できる範囲で、HD595+AT-HA35iは満足のいくものを提供してくれました。
不満と言えば、音源の善し悪しが、より明瞭にわかるようになった、というぐらいでしょうか。
今までは192kbps MP3とLosslessの違いなんて、全然気にならなかったのですが、非可逆圧縮音源と可逆圧縮音源では結構違いがわかります。
あと、やっぱり録音が良くないのは、聴いててかなり気になります。
録音がいいものは、本当に良く聞こえるので・・・
我ながらめちゃくちゃ長文になってしまいましたが、以上、HD595購入の感想文でした。
うん、ホント久しぶりにいい買い物したなー!










