僕は昔から電子ブックに肯定的、というか趣味的にかなり電子ブックに入れ込んでまして、以前MI Zaurusを使っていたときはそれはもうブンコビューア+Sharp Space Townブックスなんかでガリガリ本を買って読んでました。

今でも、携帯電話を機種変すれば最初に入れるアプリは青空文庫ビューアだし、PDAも、やっぱり購入して最初に漁るアプリはスケジューラと青空文庫ビューアです。

本っていうのは勿論、書籍の形で購入する方が所有欲も満たせますし、なにより「紙のページをめくって読む」あの感覚がなにより大好きなんです。

なんですが、問題なのは可搬性。
2~3冊の文庫本でも、一緒に持ち歩くとなると通勤では不便。
自宅で休日にゆっくりとソファに腰掛けて読む、ってならもちろん紙の書籍ですが、通勤・旅行中といったシチュエーションでは断然端末ひとつで済む電子ブックの利点が生きて来ます。


昨秋iPod touchを導入してからは、もちろんiPhoneアプリとしてi文庫を購入、愛用しているんですが、いかんせん今のiPhone / iPod touchは480×320ピクセルしか無く、日本語が美しく表示できません。
表示の綺麗さで言えば、携帯電話であるSH-01Aに入れてある、MHE Novel Viewerの方が見やすかったりします。

でもやっぱり、携帯電話の小さい画面で長時間の読書は辛い・・・ので、もちろんiPod touchの方が読書端末として利用することは多いです。


・・・で、気になっていたのが電子書籍専用端末。
E inkを利用し、可読性と電池の持ちという点を両方クリア、見やすい大画面と手頃なサイズの両立・・・と、魅力的な売り文句が並びます。

でもまあ、これまでの日本での電子ブック端末はどれも高すぎました。
この分野で積極的に頑張ってきていたソニーのリブリエで約4万円。
様々な用途に使用できるPDAならともかく、電子ブック単機能の端末にこの価格はちょっと躊躇します。
そもそも、XMDFという柔軟で高機能な電子ブック規格を立ち上げたシャープにこそ、頑張って安価な端末を提供して欲しかった(SHARP SPACETOWNというプラットフォームも持っていたのに)のですが、残念ながらシャープさんはMI Zaurusのときのスペースタウンの失敗で、端末を売ってそこからオンラインでコンテンツを購入させるビジネスに消極的なようで、残念ながら今のところは各PDA、携帯電話にブンコビューア(しかもかつてのMI Zaurus版より低機能・・・)を提供するにとどまっています。


前置きが長くなりましたが、そんな状況下で、米Amazonが、「Amazon」というオンラインショッピングとしては最大級のプラットフォームをバックとして、電子ブック業界に参入してきました。
そのサービスを利用する端末が、Amazon Kindleです。

Kindleは初代はこれまでの電子ブックと同様、大きなビジネスにはなり得なかったようですが、Amazonはより大型化して雑誌などを見やすくしたKindle DX、改良を重ねたKidle 2を出して、ビジネスを広げつつあります。

現在英語のみのコンテンツ提供(中には日本語のものもあるけど、Amazon.comしかサービスしていない)なんですが、Kidle 2の発売以降、世界各国でも購入できるようになりました。

でもまあ、International版と銘打つ割には、やっぱり日本語表記に対応していないし、私としてはふーん、そう?電子機器なのに日本からでも買えるようになったんだ?ぐらいにしか思ってませんでした。(※Amazon.comは基本的にPCの類は海外からは買えない)

ところが、最近になって、

「どうも最近のバージョンではデフォルトでPDFファイルが扱えて、それでは日本語表示OKらしい」
「どうやら、青空文庫形式TXTを、Kindleに最適化したPDFファイルに変化してくれるサイトがあるらしい」

という噂を聞きつけ、俄然興味がわき・・・と思ったときには既にAmazon.comのアカウント作ってポチってました。
ネットショッピングって恐ろしいわ。


てなわけで、今日届きました。Amazon Kindle 2。

Forlyの徒然日記-Kindle 01


表面のビニールカバーを外すと、注意書きは実は画面に表示されているものだったことが分かります。
この辺が、静的に表示をさせているだけなら電気を食わないE ink方式ですね。

Forlyの徒然日記-Kindle 02


先に書いた、日本語テキストファイルをPDF化→Kindleに読み込ませたのが下の状態。

Forlyの徒然日記-Kindle 03

日本語PDFで青空文庫形式ファイルを読むのも、Kindle単体で日本語扱えるようにするハッキングも、メチャクチャらくちんでした。

先達達の努力に感謝。
以下、自分の備忘録敵にリンクです。

・青空文庫形式テキストをKindle向けPDFファイルに変換

青空キンドル [Beta]
http://a2k.aill.org/text.html


・日本語フォント使用ハック

Kindle 2.3.3へのアップデートとフォントはっく
http://www.ytsuboi.org/wp/archives/1414


Kindleで読書をするのは、非常に見やすいです。
もう少し背景が白っぽい方が(コントラストが高い方が)見やすいかと思いますが、とりあえず及第点。
2万5千円の機器としては上等だと思います。
気になるのは、ページをめくるときにE ink端末の仕様というか制限で、全画面書き換え時はいったん画面全体が反転(黒くなる)するのが気になる、と言うかイラッとするんですが、一冊読んでいるうちに慣れます。
人間の順応力マジ高い。

個人的にはよい買い物だった(と思う)のですが、これが2万円切れば、もっと一般的に普及するのになぁ、とは思います。
今の価格も高くはないんでしょうが、やはり2万以上だと、私みたいな「そういうのが好きな人」しか手を出さないでしょうから・・・


Kindleはブラウザと3G通信機器も積んでいて、無料でWWW閲覧が出来たりするんですが、こちらはあくまでおまけな感じ。
モノクロですし、ブラウザのスピードも遅く、MI Zaurusのブラウザでネットするのとどっちが快適か、って感じ。
私は常にiPod touch+Pocket WiFi持ち歩いているので、こっちの用途は出番が無さそうです。


というわけで、これから電子書籍充してまいります。
あとはもう、Amazon.co.jpが、日本語コンテンツを扱うようになること、及び先頃公開されたKindleのSDKで、どなたかが青空文庫ビューアを開発してくれる(青空文庫規格フル対応で、もちろん画像なんかも読み込めるもの、フォント指定も自由、見たいな)のを願うばかりです。

でわでわ。
えー、1週間ばかりブログ放置していたので、週末には更新しようと思っていたんですけれど、なんと風邪らしきものをひいてしまいました。

(3/19夜)頭痛、悪寒、吐き気、鼻水

(3/20)前日の症状+腹痛

(3/21)頭痛は治まったが咳と痰の絡みが酷い<イマココ

なんかこう、久しぶりに風邪らしい風邪を引いてしまった。
熱があるかどうか不明。体温計持ってないから。
でも多分無い。

というわけで、気合い入れて記事書くことが出来ないので、引き続き雑文だけかいて放置です。
ああ、WRCの記事も書いてないなぁ・・・

皆さんも季節の変わり目、風邪には注意して下さいねー!


今週、なんかペンタックスからこんなものが郵送されてきた。

Forlyの徒然日記-645D 01

うん。これは・・・

Forlyの徒然日記-645D 02

これですね。

わかりました。
よろしい。ならば、せっかく横浜に住んでいるんだし、行くしかないでしょう。
CP+。

せっかく写真趣味なのだし。

というわけで、行ってきました。
Camera & Photo Imaging Show。

今日はもうみなとみらい近辺は、一眼レフ抱えた人ばかりでした。

入場して、もちろん真っ先にHOYA PENTAXイメージング・システム事業部のブースへ。
PENTAXのブースは、キヤノンやニコン、ソニー、オリンパスに比べると小さいブースなんですが、もの凄い人出で賑わってました。
Forlyの徒然日記-CP+ 01

やっぱり目的は・・・一番最初に書いたとおり、今回めでたく正式に発表された、PENTAX渾身の中判デジタル一眼レフカメラ、PENTAX 645Dのハンズオン・コーナー。
土曜と言うこともあって、かなり並んでましたが、PENTAXのユーザーだけじゃなくて、ニコンのでかいカメラ抱えている人も多かったですね。

Forlyの徒然日記-CP+ 02

見た感じは・・・645NIIのデジタル版スタイル。
でも、今まで展示会でディスプレイされていたものよりも、やっぱり製品版だけ会ってブラッシュアップされている感じです。

Forlyの徒然日記-CP+ 03

この通り、重厚な感じではありますが、ハッセルブラッドやマミヤのデジタルバックなんかと比べれば、やっぱり現代の35mm/APS-C判の一眼レフに近いデザインかな。

手に取ってみて、まずその軽さに驚かされます。
だって、44mm×33mmの、中判デジタルとしては一番小さい(例えばハッセルのデジタルバッグで言えば、一番廉価版のサイズ)とは言え、もっとずっしりくるものを想像してました。
やっぱり、プリズム部をコンパクトに出来ているのが大きいのかな。

係の人と話をすると、やっぱりみんな一番最初に抱く感想が、「思ったより軽い!」だそうです。


で、手に取って構えてみると、かなりしっくり来ます。
この辺はやっぱり、フィールドカメラとして645NII売り続けた会社の製品だな、と言う感じ。

ファインダーを覗くと、もううっとりして溜息が出ます。
APS-Cサイズの一眼レフのファインダーとは、当然比べものになりません。
快感、と言ってもいいでしょう。

で、シャッターを切ってみると、本当にびっくりするのが、そのミラーショックの少なさ。

中判一眼レフカメラ、持っては居なくても店頭やショールームでシャッター切ったことある方なら知っているはずですが、もう普通は「バタンッ!」ってミラーショックがあるはずなんですよね。

でも、645Dのミラーショックは、本当に少ない。
アレ?って思うぐらいびっくりします。

前述した、持ったときの軽さ、構えやすさと併せて、本当にフィールドカメラとして、手持ち撮影を十全に考慮されていると感じました。


実際に撮影した画像の持ち出しは許可されておらず、今後のイベントでも持ち帰り不可が続く予定ですが(撮影画像の画質についてはギリギリまでチューニングを続けるため)、今回のブースに展示されていた吉村和敏さんの作例なんかを見ると、本当に、本当に凄いんです。
かなり大伸ばしのパネルなんですが、これでもか!これでもか!ってぐらい隅々まで解像してます。
色味は、私好みのPETNAXカラー。空の青がとても好ましい発色。
これは、もう100万以下で購入できる風景撮影デジタルカメラとしては最強なのではないでしょうか。


Forlyの徒然日記-CP+ 04

ブースには、他にこのようにカットモデルやスケルトンモデルが展示されていました。
こうしてみると、うん、ついに発売までこぎ着けたんだなぁ、と感慨に耽ってしまいます。
最初に発表あったの、2005年ですからね。


まあ、もちろん、貧乏サラリーマンの私の手が届く値段ではないですが、こういう「手が届かないが、憧れを抱けるフラッグシップ機がある」ってのは、それだけでユーザとしては嬉しいです。

とりあえず、カスタムイメージのリバーサルモードが欲しい・・・
まあ、645Dの売りでもあるので、K-7にファームアップデートで乗ったりはしないでしょうが。

というわけで、CP+ PENTAXブースの感想でした。
他のメーカーや周辺機器のサプライヤーのブースも回ったんですが、645Dの感動が大きくてあまり覚えてません(笑)

でわでわ。