私は無宗教派だけど、おかんはクリスチャンです
どちらかというと私は「神様がいるなら、この状況をどうにかしてくれ」と思う、不届き者です
キリスト教にも色々あるけれど、おかんは戒律が厳しい宗派
カフェインもダメ。ニコチンもダメ。アルコールもダメ
結構、料理とかするとき面倒くさいです
料理酒のアルコールも飛ばさないといけないし、みりんも同様です
お茶もコーヒーも烏龍茶も飲めないので、ココアとか麦茶とかルイボスティーなど
限られた飲み物しか口にすることはできません
私は煙草を吸うので、厳密に言えば隣で吸って受動喫煙もダメです
今のうちに引っ越してきてから、近所に同じ教会に通っているご夫妻と頻繁に会う様になりました
そして10年近くお世話になっている、教会の方もいらっしゃって
もの凄く助けられてます
おかんの主治医の先生も、同じ教会の方で、月に1度の診察に具合が悪く行けなくて
でも薬は必要な時は、先生が時々、我が家まで持ってきてくれてました
本来の医者と患者の関係なら、ありえない事です
特に先月からおかんが介護が必要になってからは、本当に良くしてもらってます
約10年前、うちに訪ねてきた外国人の宣教師の方の話を
いつもだったら、インターフォンで聞いた時点で断るのに、おかんは玄関先で熱心に話を聞いてました
今、思えばそれがキリスト教に入るきっかけになったと思います
当時、おかんと私は祖母の介護をしていて、おかんは藁にもすがる思いで
何かに救いを求めていたのかもしれません
私はクリスチャンではありませんが、私の体調が悪く救急車で運ばれた時
病院まで迎えに来て下さったり
介護が必要になってからは頻繁に様子を見に来て下さったりして
本当に感謝の気持ちでいっぱいです
きっと私一人でおかんの介護をしていたら、精神的にも肉体的にも持たなかったでしょう
教会の方々の助けがあってこそ、今の私は頑張れるのです