優しくできなかった日 | Vicissitudes de richesse ~七転八起~

Vicissitudes de richesse ~七転八起~

人生、転んでも立ち上あがれば勝つんですよねぇ
だから、転んでも立ち上がるんです
立ち上がって、立ち上がり続けるんです

1時間半から2時間ごとに起こされることが続いた3~4日目を迎えた今朝

 

朝の7時頃ウトウトしていたら、キッチンから明らかにおかんが車椅子から落っこちる音と

 

何かを落とした音が

 

行ってみると、車椅子はひっくり返り、おかんはうつぶせに

 

そしてボールの中のお米と水がキッチンの床いっぱいに散らばっている惨状

 

何をしようとしたかは明らか

 

おかんは米を研いで炊飯ジャーに置こうとして、歩けないのを忘れて

 

米が入っているボールごと転んだと思われます

 

寝不足でイライラもMAXだったうえに、転んで足の骨折の恐れと、米などを片づける二度手間

 

怒りがMAXになると私は怒鳴るのではなく、妙に冷静になり、し~ずかな声で

 

「何してんの?」←しかし、声は低い

 

母:「なんでもほしこちゃんにお願いしてるから、朝ご飯のお米研ごうと思って…」

 

私:「その気持ちはありがたいんだけど、転んで足骨折でもしたら、そっちの方が困るって話

 

  昨日、したばっかりだよね。骨折でもしたら、即寝たきりだよ。

 

  そしてこの状況。片づけるの誰だと思ってるの?

 

  私だよね。二度手間だよね。そこんとこ考えて行動したの?」

 

いつもの私だったら「気持ちは嬉しいんだけど、出来ないんだからいいよ」だけで済むのが

 

今日はイライラがピークだったので、そんな余裕がある言葉が出ませんでした

 

そのうえ、私は体がだるいのを昨日からわかっていたので、嫌々ながらも熱を測ることに

なぜ嫌々なのかというと、万が一熱があった場合、自覚すると余計、具合が悪くなるから

 

39℃以上ありました

 

でも今日はおかんのヘルパーさんが来て下さる日

 

断ろうかと思いましたが、晩御飯の支度もしたくなかったので

 

来て頂いて、晩御飯のおかずを一品作ってもらいました

 

それだけで助かる

 

いつもだったらヘルパーさんがいらっしゃる時だけでも、起きているのですが

 

さすがに寝込みました カギを預けて、帰りにポストに入れといて下さいと言って

 

解熱剤と抗生物質を飲んでひたすら寝てました

 

夕飯が終わって、おかんに食後の薬を渡そうとしたら、今晩飲む予定になっている

 

おかんの睡眠薬がない…

 

勝手に飲むので私が管理してますが、私が寝ている間に飲んでしまったらしい

 

ど~も今日は、食後も眠り続けるなぁと思ってたら…

 

ぐ~すか寝ているおかんを起こして

 

私:「今日の分の眠剤飲んだ?」

 

母:「…」←マズい事をしたということはわかっているらしく、私と視線を合わせない

 

私:「今日の眠剤ないから。今日寝れなくても私の責任じゃないからね」

 

私も修行が足りないんだろうけど、おかんに優しい言葉をかけてあげられない1日でした