※白玉団子と求肥(ぎゅうひ)はよく噛んで食べました。

 

こんにちはウインク音譜

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2月末に、ある小学校の学校給食でうずらの卵を喉に詰まらせたことによる痛ましい窒息事故が発生しました。

 

学校施設における給食では、想定されるリスク要因である「食中毒」「食物アレルギー」「窒息」「異物混入」に対する対応が行われています。

 

窒息事故を起こしやすい食品として、ブドウ、ミニトマト、サクランボ、うずらの卵、ピーナッツ、こんにゃく、球形チーズ、白玉団子など、不意につるっと飲み込んでしまう可能性があるものが考えられます。各学校においては、予防として「よく噛んで食べる指導」や「早食いは危険であることを周知する指導」、「食事前の注意喚起」等を実施しています。

 

窒息事故は、子どもの家庭における食経験と子どもの咀嚼機能、給食の時間の短さ、食事の提供方法等が複合的に絡み合って起こっている可能性が考えられます。

 

咀嚼機能が低いと、食べる時間に時間がかかります。

給食時間が短いとなれば、あまり噛まずに飲み込んでしまいます。地域によってはフルーツ(プラム)を丸ごと出すようです。咀嚼機能が低い子どもは、丸かじりにも時間がかかるでしょうし、時間に追われて慌てて種を飲み込んでしまうことも考えられます。そもそも、ご家庭でもプラムを丸かじりで提供することは少ないと思いますので、経験の無い、少ないことを時間の余裕のない中で行わせることに無理があるようにも感じます。過去にはプラムによる窒息死亡事故も起きています。今回の件で私としては、以下の工夫が学校現場で出来るのではないかと考えました。

 

子どもの咀嚼機能に合った食事の提供(特に幼児と低学年)

リスクが考えられる提供方法は止める(ツルツルした食品の丸ごと提供、食すのに時間のかかる食事の提供/喫食時間に余裕のある場合は除く)

③給食のおかわりは給食終了10分前に実施など、おかわりのために早食いさせない工夫をする

 

 

他にもありそうですねパー

公務員保育士採用試験・幼稚園教諭採用試験を受験される皆さんは、論作文、面接試験やグループワーク、集団討論でもテーマになる可能性もあります。ぜひ、これを機会に考えてみましょう。

且つ、面接試験で「最近、気になったニュースは何か?」問われて、こちらのニュースを取り上げるのであれば、尚更のこと。事故の分析ご自分の意見保育所・幼稚園でできることを5つはまとめておきましょう。

 

 

今日も素敵な一日を星

 

 

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