こんにちは
本日も私のブログにお越しくださり、誠にありがとうございます。
最近、『親ガチャ』というワードがネットを騒がせていますねどうもこの言葉、子どもの方から見て「子どもは自分で親を選ぶことはできない。だからどういう境遇で生まれるかは運任せ。」という意味だそう
非常に衝撃的な言葉ですが…その通りだと言えばその通り
でも、それだけで済ませて欲しくはない
もっと想像してみて欲しい
そうです
その親も同じような境遇に生まれ育ったから…。
つまり『連鎖』するということ近年、虐待や子供の貧困が問題となっていますが、先生方もご存知の通り、このような悲しい事態に陥る親もまた、子供時代に同じような境遇を経験していることが多いのです。どのような親になったら良いのか、どのように愛着関係を築いたら良いのか、どのように関わったら良いのか、そして…どうしたら我が子を愛せるのか、愛したいのに愛せない等、親もまた子と同じ様に苦しんでいるケースが高い。併せて振り返りたいのがマズローの『欲求5段階説』。上の階層に進むには、その下の階層が満たされないと進めない。子供の貧困、虐待をマズローと併せて考えれば、どれだけの問題が背景にあるのかを理解することができますね
そして、いま何が必要なのかも見えて来ます
このように考えていくと、『親になるということ』は、良い意味でも、そうではない意味でも『歴史を継ぐこと』とも言えますねだからこそ、必要な支援が見えて来る。幼稚園・保育所における保護者支援、地域における子育て支援や、国や自治体が進める子ども・子育て支援事業や制度は、社会がより良く成熟していくために無くてはならないものと言えますね
今日は『親ガチャ』から、あれこれと考えてみましたが、もし国家試験『保育士試験』の福祉科目に行き詰っている受験生がいらっしゃいましたら、学ぶ意義を再確認できたのではないでしょうか公立幼稚園教諭・公立保育士を志望している先生方についても然り。『私がしたい子育て支援』を考えるきっかけとしてくださいね
今日も素敵な一日を
◎内閣府『子供の貧困対策~現状と今後の地域での支援~』
まだチェックしていない方は早々に。2019年だから大丈夫だよね
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